ライター : Kuminy

食べて作って旅するライター

夏ならではの淹れ方を伝授!

Photo by Kuminy

夏ならではのお茶と言えば冷茶。水出しや急冷緑茶など、いろいろな淹れ方がありますが、氷が溶ける時間を利用してじっくりと茶葉の旨味を引き出す「氷出し緑茶」は格別です。氷がじんわり溶けているときの涼やかな見た目も暑い季節にぴったりですよ。

本記事では、日本茶の魅力に目覚め、趣味が高じて日本茶検定を取得した筆者が、家でのゆったりとしたティータイムや、おもてなしに最適な「氷出し緑茶」の作り方と魅力をご紹介します。

氷出し緑茶の魅力

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温かいお茶を淹れるよりちょっと時間のかかる氷出し緑茶。それでも飲みたくなる理由のひとつは、ほかのどんな淹れ方よりも旨味や甘味が強く感じられるからです。

緑茶の苦味(カフェイン)や渋味(カテキン)というのは高温で淹れるほど出やすいので、限りなく0℃に近い温度で浸出させる氷出しはそれらを抑え、旨味が凝縮されます。

そして、低温でもビタミンCやカテキンといった成分がしっかり残るのも嬉しいところ。特にカテキンのなかでも免疫力アップを期待できるエピガロカテキンは、低温でじっくり抽出するほど豊富になるとされています。(※1)

用意するもの

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・茶葉……約5g
・氷……約150g
・急須
・茶こし (急須に茶こし・フィルターが付いていない場合)

茶葉・氷の量はお好みで調整してみてください。

作り方

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1. 急須の底に茶葉を広げるように入れる
2. 茶葉の上に氷をのせて溶けるまで待つ
3. 大体5分ほどで溶け始めるので、好みの濃さになったらグラスに注ぐ

溶けるスピードは、部屋の気温にもよります。氷は溶け切らなくてもOK。緑茶が残った場合は冷蔵庫で保存し、24時間以内には飲みきりましょう。

おいしく仕上げるポイントは氷!

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氷出し緑茶は使用する氷のクオリティーにより、できあがりの味が大きく影響します。どんなに良い茶葉で淹れたとしても、氷に冷凍臭がついていると緑茶の味が台無しに。

使用するのは市販されている氷がべストですが、家庭で作った氷で淹れたい場合は下記のポイントを抑えて作ってみてください。

1. 水道水は一度沸かし、冷ましたものを凍らせる
2. におい移り防止のため、作りたての氷を使用、またはカバーのある製氷機を使う
3. 長期間冷凍庫に入っていた氷の使用は避ける

氷出し緑茶におすすめの茶葉4選

1. 佐次本製茶「深むし茶 八十八夜」

ITEM

佐次本製茶「深むし茶 八十八夜」100g

¥1,080〜

原材料:緑茶(掛川産)

※2021年7月28日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
佐次本製茶「深むし茶 八十八夜」は静岡掛川産茶葉100%の深蒸し茶です。産地賞受賞を10年連続で受賞しています。

深蒸し茶は通常の煎茶より蒸し時間を長くすることで渋みを抑えているので、味も香りもまろやかに。氷出しにすると緑色がとても綺麗ですよ。
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