ライター : macaroni 編集部 植松

エディトリアルフォトグラファー

ポップアート好き編集者が選んだユニクロの豆皿

こんにちは、macaroni編集部の植松です。今回は、手持ちの食器のなかから豆皿を紹介したいと思います。

我が家は収納スペースが少ないので、ものを買うときは慎重に選ぶようにしています。ちょっと「いいな」と思ったくらいなら基本はスルー。衝動買いはNGで、必要か否かをまず考え、物欲をコントロールするクセをつけています。

Photo by macaroni

そんな私がひと目ぼれしてしまったのが、この豆皿。出会ったのは、ちょうど1年前のこと。場所は……記事のタイトルでわかりますね。ユニクロです。

2020年6月、ユニクロのTシャツブランド「UT」から発売された、ストリートアートのレジェンド、キース・ヘリングとのコラボ豆皿(3種類)。もともとポップアート好きだった私にとっては見事にどストライクなデザインで、ちょうど豆皿がほしいと思っていたこともあり、発売を知ったその日に買いに走りました。

新発売の2枚を加えて計5種類

先の画像を見て「5種類あるじゃん」と思った方はめざとい! そう、我が家の食器棚にあるキース・ヘリングコラボ豆皿は、5種類各1枚で計5枚。実は、2021年6月28日(月)に新デザインの豆皿2枚が発売予定で、ユニクロ原宿店でのみ、6月11日(金)より先行発売されているんです。

どれだけ自制を口にしても、一度外れたたがは簡単には元に戻りません。豆皿2枚くらいいいじゃん?と、先日さっそく買いに行ってきたのでした。

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こちらが昨年購入した3枚で、

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こちらが先日購入した新発売の2枚です。値段はいずれも1枚 590円。以前のものは比較的シンプルなデザインでしたが、今回は見込み全体をモチーフで埋め尽くす総柄的なアプローチ。前者と後者で若干テイストが違いますが、5枚すべてがお気に入りです。

ちなみに、こんなアイテムも売られていました。

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そばちょこです。踊る人を胴にラインを引くように並べたものと、銅全体にイラストを描いた総柄タイプの2種類で、値段はそれぞれ590円。「豆皿と一緒に使ったらかわいいかな?」と思ったら、もうカゴに入れる手を止められませんでした。

というわけで、こちらも1つずつ購入。ジャッジが甘くなっているのは自覚していましたが、結果的に気に入っているので、この買い物にも満足しています。

使ってみると、たとえばこんな感じ

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上の画像は、買ったばかりのそばちょこを使いたくて、カミさんの意見も聞かず、お昼ごはんをそばにしたときの食卓です。ヘリングとおそばのコラボレーション。和風ポップなこのテイスト、個人的に大好きです。

豆皿って使い方がいまいちわからないという声をよく聞きますが、うちではだいたいこんな感じ。香の物や薬味をのせたり、しょうゆやソースを入れてタレ皿として使ったり。お茶請け用のお菓子をのっけることもあります。

ユニクロの豆皿は直径12cmと、一般的な豆皿よりもやや大きめ。それなりに深さもあるので、比較的使いやすいアイテムだと思います。このサイズなら、ふたり分のお漬物をまとめて盛ることもできますね。

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ただ、実のところ、昨年買った3枚のうちの2枚、キース・ヘリングの有名モチーフを真ん中に描いた豆皿は、若干使い勝手が悪いと感じています。料理を盛ると、キース・ヘリングの要素が隠れて見えなくなっちゃうんですよね……。

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こうして見ても、総柄のお皿のほうが、ヘリングのアートがちゃんと見える分だけお得だなあと思っちゃう。

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なので、使用頻度が高いのは総柄の3枚のほう。残りの2枚はふだんは棚に置き、主に飾り皿として楽しんでいます。

ポップアートを日常に

以上、ざっくりとですが、最近の買い物で一番満足感が大きかったアイテムについて語らせていただきました。

先にも書きましたが、新デザインの豆皿の正式な発売日は2021年6月28日(月)。キース・ヘリングのほか、アンディ・ウォーホルやジャン=ミシェル・バスキアなど、最近のユニクロと関連性の高いポップアート作家とのコラボ豆皿やそばチョコ、Tシャツやスリッポン、傘なども登場するとのこと。また、昨年発売されたキース・ヘリングコラボ豆皿3種も、ユニクロのオンラインストアではまだ購入可能です(2021年6月26日現在)。
キース・ヘリングの作品に限らず、ポップアートって日用品と相性が良いと思うんですよね。多くが身近なものをモチーフとしており、大衆的な娯楽として生活に溶け込んでいるので、ふいに現れても良い意味で驚きがなく、無理なく暮らしに馴染んでくれる。実際、本記事でご紹介した豆皿も、我が家のキッチンや食卓の雰囲気にすんなりと収まりました。

それでいて彩りとして楽しく、魅力的なビジュアルで所有欲も満たしてくれたキース・ヘリングのポップアート。暮らしのなかにアートの要素を足したいと考えている多くの人にとって、この豆皿は気軽で手軽な一歩目となってくれそうです。
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