酸素系漂白剤を使った煮洗いの手順

1. ふきんを煮沸消毒する

Photo by 満畑ペチカ

鍋にお湯を沸かしたら、ふきんを入れて5分間加熱し、煮沸消毒します。この時点では、まだ酸素系漂白剤を加えないでください。

2. お湯がぬるくなるまで放置する

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煮沸消毒が終わったら火を止めて、鍋のお湯が60度くらいになるまで冷まします。重曹と異なり、酸素系漂白剤には除菌効果があるので、煮沸消毒後に放置をしても大丈夫です。

3. ぬるくなったお湯に酸素系漂白剤を加え、放置する

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お湯の温度が60度(触れるけれど熱い)くらいまで下がったら、酸素系漂白剤をまんべんなく振り入れて溶かします。そのままふたをするかラップをかけ、20分ほど放置してください。

長く浸けても構いませんが、最大6時間くらいにとどめておきましょう。6時間以上浸けておくと、生地が傷んでしまう可能性があります。

4. 流水でよくすすぎ、乾燥させる

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放置したあとは流水でよくすすいで、しっかり水気を絞り、風通しのよい場所で乾燥させておきます。以上で、酸素系漂白剤を使った煮洗いは完了です。

煮洗いの注意点

ちょっとしたひと手間で、ふきんなどの布物をきれいにできる煮洗い。しかし注意点を理解していないと、きれいにしようとしたはずが、鍋やふきんダメにしてしまうことも……。

悲しい失敗をしないためにも、煮洗いの注意点をあらためておさらいしておきましょう。

煮洗いの火力と時間

しっかり沸かしたお湯には高い殺菌効果がありますが、布地にとってはあまりよいものではありません。高温で長時間加熱し続けると、布地が傷んでしまう原因になります。

煮沸消毒は100度以上で5分間加熱する必要があるので、その間の火加減は強めに。重曹で煮洗いする場合は、煮沸消毒後に火加減を少し弱めて加熱しましょう。時間は長くても、合計20分くらいに留めてください。
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