3. 豊潤なブランデー香る。パスカル・ル・ガック東京『カルバドス シナモン』

Photo by チョコレートくん

「フランスが本拠地のショコラトリー『PASCAL LE GAC(パスカル・ル・ガック)』。東京の赤坂に日本唯一の店舗があります。

今回選んだ『カルバドス シナモン』は、ビターチョコレートのコーティングの中に、カルバドス(※)で風味付けしたガナッシュ、カルバドスでフランベしたレーズン、そしてシナモンを合わせたショコラが入っています」

(※)フランスのノルマンディー地方で造られるリンゴを原料とするブランデー。

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「レーズンの甘みとカルバドスの芳醇な香りが見事に広がり、あとからなめらかなチョコレートのコクとシナモンのスパイシーさがふわっと香ります。ペアリングはライムやレモンのトニックウォーターでさっぱりと合わせるのがおすすめです」

4. マニアしかしらないチョコレート。メイホーク『ロンドンジン』

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「イギリス発のブランド『MAYHAWK(メイホーク)』は、人知れずグルメな人の手に渡る秘蔵のチョコレートです。世界中の上質なチョコレートをセレクトしたショップ『トモエサヴール』のオンラインショップでお買い求めできます。

『ロンドンジン』は、独自ブレンドの薬草から抽出したジンに、カカオ豆を漬け込んで作り上げたチョコレートです。スパイスは、ジンの香りづけにも使われるジュニパーベリーが主体で、コリアンダー、シナモンもブレンドされています」

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「ひと口食べると、クラフトジンを飲んだときのようなボタニカルな香りが口の中いっぱいに広がります。チョコレートを味わっているのに、ジンのおいしさが楽しめる唯一無二感に拍手したくなりますね。

困ったことに、ドリンクとのペアリングをさせる隙がないくらい1枚で楽しみ方が成立しています。あえておすすめのペアリング例を挙げるなら、爽やかな風味のカモミールやミントウォーター。合わせると新しい味覚の変化が起こりますよ」

5. インパクトのある香りがたまらない。チョコレートナイーブ『BBQスパイス』

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「バルト三国リトアニアのチョコレートブランド『Chocolate Naive(チョコレートナイーブ)』は、ポルチーニ茸や蜂蜜などリトアニアで採れた食材を合わせたチョコレート作りを得意とします。

ご紹介するのは、唐辛子入りのダークチョコレート『BBQスパイス』。ほかにも数種類スパイスが入っており、風味がとても豊かなんです。ザ・スパイスチョコレートと言えるでしょう」

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「美しいチョコレートの口どけとともにシナモン、クローブやバニラが香り、時間差でジワジワ唐辛子の刺激がくる変化が楽しいチョコレートです。さらに、黒にんにくを合わせたことによる野性味溢れる味わいを感じます。

ペアリングのおすすめはスモーキーな香りとバニラのような甘い香りがある『ラフロイグ サントリー』のウィスキー。複雑なおいしさに変化します。柑橘フレーバーのビールもいいですね」

チョコレートくんのチョコレートブランド『ショコラ ドゥ シマ』

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チョコレートくんが運営する、チョコレートブランド『Chocolat du Cima(ショコラ ドゥ シマ)』。こだわりが詰まった商品は、日々チョコレートの可能性を追求しながら、1枚1枚丁寧に作られたものです。最後に「じつは、スパイスチョコレートも販売しているんです」と教えてくれました。

■商品名:『タブレット スパイス』
9つの農園のカカオ豆をブレンドした、味わい豊かなチョコレート『タブレット スパイス』。フラワリーな香りがある黒胡椒を合わせているそう。下記のサイトで購入可能なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

可能性が広がる!香りの組み合わせが楽しいスパイスチョコレート

チョコレート探検家が教える、魅力たっぷりなスパイスチョコレートの世界。ご紹介した商品は、どれもショコラティエがこだわり抜いた魅力溢れる逸品です。自分へのご褒美だけでなく、プチギフトにもおすすめですよ。

甘いチョコレートの味わいとスパイスの贅沢な香りに、癒されてみてはいかがでしょうか。
取材・文/内山 栞(macaroni 編集部)
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