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◆実例シーン3。和洋のクロスオーバーを楽しむ「ティータイムのコーディネート」
ティータイムのコーディネートには、メインとなる長方形の折敷(①)をベースに、大小のスクエアの折敷をふんだんに重ねて使用。
シルバーを基調として全体をシックにまとめているからこそ、蕎麦猪口の朱色やスイーツのカラフルな色味が美しく映えています。異素材の、高さのあるグラッパグラスに緑茶を注ぐというアイデアも新鮮!
「折敷は、和菓子はもちろん、カヌレやケーキといった洋のスイーツにも使ってほしいアイテムです。ここでは洋菓子と和菓子を一緒に盛り付け、クロスオーバーを楽しむという提案を。和洋菓子のマリアージュも最近人気が高まってきています。ご一緒にすっきりとした緑茶をぜひ! スペシャル感が増してティータイムが盛り上がること間違いなしですよ」
後ろのボックスは、下段が引き出し、上段に取皿が4枚収納されている「和菓子セット」。
「引き出しの中にお菓子を入れられ、取皿とお箸もコンパクトにセッティングされたすぐれもの。広げた瞬間、思わず『わぁっ』と声が上がります。サプライズな演出を楽しみたいですね」
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<鈴懸>鈴乃最中おてづめ4組入(1箱) 1,577円、<叶匠壽庵>閼伽井詰合せ10個入(1箱) 2,484円、<パティスリー・サダハル・アオキ・パリ>ボンボン ショコラ 3P(1箱) 1,458円、<パティスリー・サダハル・アオキ・パリ>カヌレ ナチュール 324円(すべて税込) ※販売期間:すべて通年
まるで積み木やパズルのように、形や色、素材の組み合わせを楽しみながらコーディネートを作り上げていく感覚が楽しそうですね!
以上が洋・和・ティータイムの3つのシーン別に、長方形の折敷①を使ったコーディネート提案例でした。
【実例】縁ありの折敷で楽しむ、ティータイムのコーディネート提案
続いて、縁のある折敷(④)を使って、ティータイムを華やかにするコーディネートを2パターン教えていただきました。
◆実例シーン1。縁ありの折敷をティートレーに! 「ブルー&ホワイト」のコーディネート
縁あり折敷(④)を使ったコーディネートにおすすめなのが、「ティータイム」のシーン。縁のある折敷は、カップ&ソーサーや取り皿をセットしてそのままテーブルに運べるので、トレー代わりにも使えて便利です。
テーブルランナーの上に丸折敷(②)と縁あり折敷(④)を重ね、ブルー&ホワイトのテーマカラーで仕上げています。折敷のカラーを生かして、オフホワイトからベージュのグラデーションも演出。
「折敷にのりきらないお菓子は無理にのせようとせず、横に添えると豪華に見えます。今回は、ファンも多いフランスの田園風景を描いた<トワルドジュイ>のファブリックと、有田焼の手描きの唐草模様の食器をコーディネート。和洋食器のミックスも、カラーを統一することで、ひとつの世界観が仕上がります」
さらに注目したいのが、ティーカップの後ろにおいたリキュールグラス。
「ブルー&ホワイトのカラーコーディネートに、異素材のグラスを差し込むことで、より華やかなコーディネートになりますよ」
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<ピエール・エルメ・パリ>マカロン6個詰め合わせ(1箱) 2,808円 販売期間:通年
◆実例シーン2。縁あり折敷の「4段ティーティア」で、ワンランク上のピクニックが楽しめる!
最後に、縁あり折敷(④)を「4段ティーティア」にアレンジしたコーディネートを。ティーティアとは、アフタヌーンティーなどでケーキや軽食を乗せるスタンドのこと。縁あり折敷の中心にポールを通せばティーティアに大変身するという、丸山先生デザインの新作です。
4段はもちろん、それぞれ取り外して単体でも使えるので、「2段ティーティア+2枚をトレーに」など、使い方は自由自在。ティータイムはもちろん、野外でのピクニックにもぴったりの、意外性の高い折敷の使い方です。
「日本では、屋外でのピクニックで使う器というと、紙やプラスチックのものが一般的ですが、イギリスでは、普段家で使っている器やグラスをバスケットに入れて持って行きます。組み立て式のティーティアや折敷なら、割れにくく持ち運びしやすいですし、器にも取り皿にも、トレーとしても使えてとても便利! ご自宅にあるフルーツにハム、チーズなどを持ち、ベーカリーに立ち寄ってパンを買って、ぜひカジュアルに楽しんでください」
実用性と見た目の美しさを兼ね備えたコーディネートで、折敷の使い方の幅がグンと広がりますね!
いかがでしたか? おしゃれなテーブルコーディネートが簡単に仕上がり、食卓がワンランクアップするモダンな「折敷」。ちょっとしたお祝いへのギフトにもいいですね。普段の暮らしに取り入れて、日本ならではの折敷文化を楽しみましょう!
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