ライター : emi_

イカの塩辛とは

イカの塩辛とは、イカに内蔵を加えて塩漬けする発酵食品です。塩辛といえばイカの塩辛をイメージすると思いますが、ほかにも、たこ、えび、カツオ、ホヤなどさまざまな魚介類の塩辛があります。

塩漬けすることで、イカ自体がもつ酵素や微生物を発酵させる保存食です。発酵食品のイカの塩辛、実はたくさんの栄養素を含んでいるんですよ。この記事では、そんなイカの塩辛にスポットを当ててご紹介します。

イカの塩辛には3種類ある

イカの塩辛は、イカの身を塩漬けする白造り、白造りに肝を加える赤造り、赤造りにイカ墨を加える黒造りがあります。

白造り

白造りの塩辛は、皮も剥かれていて、イカの肝が入っていないものです。そのため見た目が白く、お刺身のような感覚で食べることができます。歯ごたえがよく、すっきりとした味わいです。

黒造り

黒造りの塩辛は、イカの墨を混ぜて作ったものです。見た目は黒く、墨が入っていることで奥深い味わいです。また墨には臭みを和らげる働きがあります。

赤造り

赤造りの塩辛は一般的なもので、イカの肝が入っています。イカの皮はそのまま残し、肝が入っているため、赤い見た目をしています。

塩辛に最適なイカの種類は?

イカの塩辛は、どんな種類でも作ることができます。イカは地域によって獲れる種類が異なり、それぞれのイカのよさがあります。なかでも塩辛に向いたイカの種類を紹介しましょう。

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