ライター : shucyan

フードアナリスト / 江戸ソバリエ / ソルトマイスター

白いんげん豆とは

いんげん豆は中南米のメキシコが原産で、ヨーロッパから中国を経て日本に伝わりました。1654年に明国から帰化した僧侶の隠元が初めて日本に持ち込んだので「隠元豆」の名前が付いたと言われています。日本では北海道が主産地となっており、金時豆(赤いんげん豆)が煮豆などでおなじみです。別種で未成熟な小さな豆入りのサヤが、青々としたサヤインゲンなんです。

白いんげん豆のおすすめレシピ7選

1. 白インゲン豆とパルミジャーノ・レッジャーノ、ツナのサラダ

赤いんげん豆は和食の煮物やスイーツに使われることが多いのですが、白いんげん豆とツナ、お好みの生野菜を加えて、栄養バランスのよいオシャレなサラダに。パルミジャーノ・レッジャーノが見た目も味もアクセントになります。ホムパにもどうぞ。

2. カッスーレ

日本では「カスレ」とも呼ばれるフランスの豆料理です。白いんげん豆を使うのがマストで、一緒に煮込むお肉はソーセージや鴨肉のコンフィなど地方によって異なり、どのレシピが正統かという論議が絶えません。

3. 白いんげん豆のキーマカレー

ひき肉を使ったキーマカレーは日本でもすっかりおなじみですが、白いんげん豆を加えて栄養のバランスアップ。白いんげん豆は水煮缶を使えば簡単です。

4. いんげん豆を使った、辛くておいしい簡単チリコンカーン

いんげん豆とひき肉を煮込んだスパイシーな料理として、世界的に有名なのがチリコンカーンです。いんげん豆は別名キドニービーンズ。語源は腎臓(kidney)に似た形だから。主に皮がしっかりとした輸入品が使われ、煮崩れしにくいのが特徴です。赤いんげん豆が使われることが多いのですが、白いんげん豆を使ってもOKです。

5. 白いんげん豆のコロッケ・トマトソース添え

ジャガイモでもライスコロッケでもなく、白いんげん豆をコロッケにしてしまうという独創的な驚きのアイデアレシピです。こちらのレシピでは、北海道産豆のドライパック(蒸し豆)を使っています。トマトソースとの相性もバッチリで、ヘルシー&おいしいレシピですね。

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