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玉ねぎの腐り方は大きく分けて二通り
一部だけが腐る場合
切る前の状態ではまったく問題ないように見えても、半分に切ってみると中が腐っている場合があります。内部だけ腐っている場合は皮がついた状態では変化がわからないことが多いですが、中心部分や一部の層だけが茶色く変色してグズグズになっていることがあるのです。
この場合、変色して水っぽくなっている部分だけを取り除けばまだ食べることができます。変色している、やわらかくなっている層を廃棄して、残りの部分を使用してください。
全体が腐る場合
玉ねぎの全体が腐ってしまっている場合は、玉ねぎを触るとブヨブヨとやわらかくなっていたり、強烈な悪臭を発したりします。一部だけが腐っている場合は外から見てもなかなかわからないことが多いですが、全体が腐っているとカットする前にこういった特徴に気づくでしょう。
こうなってしまうともう食べることはできません。腐っていることがわかったら廃棄しましょう。悪臭を発しているので、そのままゴミ袋に入れるのではなく、小さい袋に密閉してから捨てるのがおすすめです。
芽が出てしまう場合も
玉ねぎは日持ちするからと長期間置いておくと、芽が出てしまうことがあります。ただ、玉ねぎの芽はじゃがいもの芽のように毒性を含んでいるわけではないので、少し出ている程度であれば食べても問題ありません。それでも心配な場合は芽の部分だけ取り除いて調理してください。
あまりにも芽が大きく伸びている場合は、玉ねぎがしわしわになって味が落ちてしまうこともあります。こういう場合は、みずみずしい部分は早めに調理し、しわしわにしおれてしまった部分は廃棄してください。
玉ねぎが腐る原因
玉ねぎは日持ちする野菜ですが、湿気にはとても弱いです。皮がオレンジ(茶色)になり、しっかり乾燥された通常の玉ねぎの場合でも、ジメジメした場所に置いていれば腐ってしまいます。
日本は高温多湿なので、玉ねぎの保存には意外と注意が必要。高温多湿は厳禁、と覚えておきましょう。
玉ねぎの上手な保存方法と消費期限の目安
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