便秘対策

れんこんは水溶性と不溶性の食物繊維を両方含み、便秘対策に役立ちます。

水溶性食物繊維はビフィズス菌を増やして腸内環境を整えます。不溶性食物繊維は腸を刺激して排便を促進するとともに、ビフィズス菌を増やし腸内環境をよくしますよ。(※5,6)

抗酸化作用

ポリフェノールの一種であるタンニンとビタミンCには抗酸化作用があります。抗酸化作用とは、活性酸素から体を守ることをいい、老化対策や生活習慣が原因となる病気の対策に役立ちますよ。

タンニンやビタミンCのほかに、抗酸化作用がある栄養素は、ビタミンAやビタミンE、アントシアニンやセサミンなどのポリフェノール類です。(※2,7,10)

肌の調子を整える

れんこんに豊富なビタミンCには、コラーゲンの生成をサポートして肌のハリを保つはたらきがあります。また、メラニン色素の生成を抑えて、できてしまったメラニン色素を薄くするため、色素沈着しにくい肌になりたい人におすすめです。

ビタミンCは体内で生成できない栄養素なので、食事から積極的に摂りましょう。(※11)

血圧を正常に保つ

カリウムは、腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制して尿中へ排泄し、血圧を下げるはたらきがあります。

れんこんのほかにカリウムを多く含む食材は、海藻類や果物、いも類などです。カリウムは水溶性なので、生の野菜サラダや生の果物だと効率よく摂取できますよ。(※4)

おいしいれんこんの選び方・保存方法

れんこんの選び方

表面につやがあり、色むらや傷がないものを選びましょう。形はふっくらとして太く、ずっしりと重いものがおすすめです。重いれんこんは水分を含んでいて、新鮮ですよ。表面のつやがなくなっている場合は、乾燥して古くなっています。

断面を切った形で販売されている場合は、褐色に変色していないか穴の中が黒ずんでいないかを確認してから購入してくださいね。

れんこんの保存方法

乾燥させないことがポイントです。ひと節丸ごとのものは、湿らせた新聞紙で包み、密閉できるポリ袋に入れて野菜室で保存します。カットしたものは、乾燥しないようにラップで密封し、野菜室で保存します。

1ヶ月ほど保存したい場合は、冷凍庫で保存しましょう。1cm厚さに切り、酢水にさらして水気をとったものを、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍保存します。使用する際は解凍せずに、そのまま使ってくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ