ライター : marmi_h

オーブンはトースターとは別物?

朝食をはじめ、日々の食生活に欠かせないオーブンレンジとトースター。オーブンレンジにはさまざまな機能が付いており、トースト機能が付いているものも販売されています。トースターは、今はほとんどが引き出し式のオーブンタイプが主流で、グラタンやピザを作ることも可能です。

しかしこうなると、ますますオーブンレンジとトースターの違いがわからなくなりませんか?この記事ではオーブンレンジの主な機能や、オーブントースターの特徴、最後に食パンを焼くにはどちらがおすすめなのかご紹介します。

オーブンレンジの3大機能

ズバリそれは「オーブン」、「グリル」、「レンジ」です。特に「グリル」と「オーブン」は混同しがち。違いや使い方がわからず、オーブンレンジを持っていても使っていないという方も多いのではないでしょうか?

中までしっかり熱を通す「オーブン」

オーブンとは

まずは、オーブンの特徴について。お菓子作りなどに使用することが多いオーブンですが、具体的にトースターとはどう違うのでしょうか。
オーブンとは食品を蒸し焼きにすることに徹した調理器具のことを言います。多くのものが箱型で、熱気と水蒸気を内部に閉じ込め、100℃以上で調理します。熱の対流と赤外線効果によって、食品の内部の隅々まで火が通るため、食品を蒸し焼きにすることができるのです。

オーブンは温度調節が可能

現在販売されているオーブンは温度調節が可能です。低温・中温・高温という大ざっぱなものも多くありますが、それでも低温は140〜160℃、中温は170〜190℃、そして高温は200〜250℃までと、幅広い温度調節ができます。 これだけ温度の調節に幅があれば、作るお料理に合わせて設定を変えることができますね。

香ばしく焼き上げる「グリル」

グリルとは

グリルについてはオーブンと同じだと考えている人もいるかもしれませんが、実はちょっとした違いが。オーブンは熱風(対流熱)によって焼くもののため、焦げがつきにくいものですが、グリルは、魚や肉の直火焼きなど、素材に直接熱を加えて焼きあげます。

オーブンとの違い(熱の回り方の違いなど)

オーブンは時間をかけて素材の中へ熱を伝えるのが主な役割ですが、熱量が高いため、表面に適度な焦げ目をつけながら、全体に熱も通します。一方グリルは、直接熱を与えることにより、短時間で一気に焼き上げることができます。

最近はレシピなどで、グリルを使うか、オーブンを使うかを明示してもれているものも多く、調理時間についても指示があるので、お料理の回数を重ねていくと、オーブンとグリルの使い分けの感覚が自然にわかってくるはずです。

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