そのまま摂取するのはNG!水につける

チアシードの特徴のひとつが吸水性。水に浸すことで膨張し発芽モードとなり、まわりにゼリー状の膜ができます。乾燥したそのままの状態で摂取すると、発芽抑制因子が失われないほか、胃腸内で水分を含んで膨張するおそれが。

そのため、およそ10倍量の水に12時間浸してから食べるようにしましょう。(※1,3)

一日大さじ1杯(約10g)を目安に摂る

α-リノレン酸は一日あたり、2gの摂取が望ましいと考えられています。α-リノレン酸が豊富なチアシードはたったの大さじ1杯(約10g)摂るだけで、α-リノレン酸の一日の摂取推奨量を満たすことができますよ。

ただし、あまりに摂り過ぎると、便秘につながったりお腹が緩くなりすぎたりする場合があるため気をつけてくださいね。(※6,7,8)

摂取した際は、水分を多めに摂る

チアシードの吸水性はダイエットに役立ちます。その理由は、チアシードが水分を吸うことで胃腸内で膨張し満腹感が得られるため。

ですので、チアシードを食べる際は水分を多めに摂りましょう。そうすることで、腹持ちの良さが期待できますよ。(※1)

【目的別】チアシードはいつ食べるのが効果的?

ダイエット目的の場合

ダイエット中なら朝食前に食べるのがおすすめ。なぜなら、朝食を摂ることで体温が上昇し、エネルギーが燃焼しやすくなります。また、チアシードには吸水性があるため、少量でも満腹感が得られますよ。

ダイエット中で摂取カロリーを減らしたいからと言って、朝食を抜くのはやめましょう。(※1,9)

便秘対策の場合

便秘とは、3日以上排便がない状態もしくは、排便したのにスッキリしない状態のことを指します。便秘に悩んでいる場合、朝食でチアシードを摂りましょう

朝ごはんを食べると胃や腸が刺激され、スムーズなお通じにつながります。また、チアシードは不溶性食物繊維が豊富なので、腸内環境を整えるはたらきもありますよ。(※1,10)

チアシードのおすすめアレンジレシピ10選

1. 美朝食。ブルーベリーヨーグルト

甘酸っぱいブルーベリーヨーグルトにチアシードを加えるひと品。吸水に時間がかかるチアシードは、前日の夜に戻しておくのがポイントです。また、発酵食品であるヨーグルトには、善玉菌が豊富。チアシードに多い食物繊維は、善玉菌のエサとなりその数を増やす作用がありますよ。(※11)
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