コレステロールの低下

お酢には、LDLコレステロール値を下げる作用が期待できます。LDLコレステロールは悪玉コレステロールとも呼ばれており、増えすぎると血管が固くなるおそれがあります。

また、大豆たんぱく質にも、血中のコレステロール濃度を抑える作用が認められています。(※2,3)

便秘対策

炒り大豆100gあたりには、食物繊維が19.4gと豊富に含まれています。その食物繊維のうち、大半が不溶性食物繊維です。

不溶性食物繊維の特徴は、腸内で水分を含んで便の量を増やし、腸を刺激すること。それにより便通が促されるので、便秘対策に役立ちます。また、善玉菌のエサにもなるので、腸内環境を整える作用もありますよ。(※4,5)

酢大豆のそのほかの効果効能

美肌効果

大豆の水煮100gあたりには、イソフラボンが約43mg含まれています。イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似たはたらきがあり、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促す作用が期待できますよ。

また、お酢に含まれるD-アスパラギン酸にもコラーゲンの生成を促す作用があります。D-アスパラギン酸は皮膚に存在していますが、加齢により減少します。D-アスパラギン酸が特に豊富な、黒酢を摂って補いましょう。(※6,7,8)

貧血対策

炒り大豆100gあたりには、鉄が7.6mg含まれています。鉄分は赤血球中に存在するヘモグロビンの構成成分で、酸素を体中に運ぶはたらきがあります。大豆で鉄を補給すると、貧血対策に役立ちますよ。

また、酸味のあるお酢は胃酸の分泌を促します。胃酸が分泌されることで、鉄が体内に吸収されやすくなりますよ。(※4,9,10)

酢大豆の食べ方

酢大豆は一日5~6粒程度を目安に食べましょう。たとえば朝食か昼食前に3粒、夕食前に3粒と何度かに分けて摂ってみてくださいね。

食物繊維が豊富な酢大豆を食前に摂ると、満腹中枢が刺激されやすく食事量を抑えられます。摂取カロリーを減らすことにつながりますよ。おやつ代わりに食べるのもおすすめ。(※10,11)
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