体内メンテナンス効果

「消化吸収」は生命活動を担う重要な機能で、大きなエネルギーを使います。1日でも消化吸収に使うエネルギーを抑えてあげれば、その分、消化吸収を任されている内臓を休ませてあげることができます。 そのうえ、現代人は食べ過ぎによる「栄養過剰」状態という説もあり、日常的に胃腸が疲れているともいわれます。そうした状態を改善するメリットも、1日断食の特長といえるでしょう。 腸内環境が整えば、免疫力の向上にもつながり、体を土台から強くする効果も期待できるはずです。(※1)

実践!1日断食のやり方

週末の土曜日、日曜日のどちらかを使って、1日断食をおこなうとよいでしょう。平日はともすれば仕事の飲み会、コンビニ食など、食生活が乱れがち。平日に溜まった有害物質や老廃物をリセットする効果がのぞめるはずです。

断食当日の食事

「この日」と決めたら、水分以外は何も摂取しないようにしましょう。水分に関しても、炭酸水やジュースではなく、「水」を飲むことが大切。1日に1.5〜2Lを目安に摂るとよいそうです。

断食翌日の食事

断食翌日の食事のことを「回復食」と呼びます。1日断食の翌日、最初に摂るものは動物性の脂、砂糖類を控え、「おかゆ」などヘルシーなメニューにしましょう。その後、少しずつ普段の食生活に戻してください。 断食→復食→通常食のリズムを作ることで、断食の効能が体感できるといわれています。最初はあまり無理をせず、少しずつこの生活リズムに慣れていくとよいでしょう。

断食後におすすめの回復食レシピ3選

1. バナナと豆乳のスムージー

回復食に求めることは、とにかくお腹にやさしいこと。その点では、飲みやすいスムージーは回復食に向いているといえますね。ただし、キャベツなどの繊維質が多い野菜は避けるようにしましょう。レシピのように、バナナやぶどうなどの果物がおすすめです。また、牛乳よりは植物性の豆乳のほうが、回復食にはいいでしょう。

2. 豆腐のスープ

主に豆腐を使用した、なめらかなスープのレシピです。こちらはお腹にやさしい材料を使っていますが、動物性脂質であるバターが使用されているので、断食後最初の食事にはあまり向きません。翌日の夕食や、翌々日の朝食などにするのがおすすめです。
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