ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

にんじん嫌いも喜ぶ!ほっこり甘いきんぴらが大好評

Photo by 稲吉永恵

ほくほく甘〜いさつまいもとにんじんのきんぴら。にんじん嫌いな子どもも、さつまいもの存在のおかげでおやつ感覚でパクパク食べてくれるひと品なんです。砂糖を使わずさつまいもの甘味を生かすレシピなので、さつまいもはおかずにならない派の家族にも大好評♪

子どもからおやつに食べたいというリクエストがあり、ごま油をバターに代えて作ると風味が増してさらにおやつ感がアップしました。しょうゆをひとつまみの塩に代えると甘味が引き立っておいしいですよ。またお酒を飲む家族には、輪切り唐辛子やコチュジャンを加えてピリッとアクセントを付けると喜ばれます。

野菜ソムリエ直伝。さつまいもとにんじんのきんぴら

Photo by 稲吉永恵

調理時間 15
保存期間:冷蔵で2〜3日

さつまいもとにんじんのきんぴらは、おつまみや副菜、お弁当のおかずなどさまざまな場面で活躍するひと品。ほっくりやさしいさつまいもの甘さが引き立ち箸がすすみますよ。さつまいもは火が入りすぎると折れてポロポロになるので、炒めすぎに注意してくださいね。

材料(2〜3人分)

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作り方

1.さつまいもとにんじんを切る

まな板の上で細切りにしたさつまいも

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さつまいもは両橋を切り落としてからよく洗い、皮付きのまま5mm幅に斜め切りにします。斜め切りのさつまいもを2〜3枚ずつ重ね、5mm幅の細切りにします。
さつまいもをボウルに張った水に浸す様子

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切ったらすぐに水にさらし、5分ほどおいてアク抜きします。
まな板の上で細切りにしたにんじん

Photo by 稲吉永恵

にんじんは皮をむいてから5mm幅の斜め切りにし、3〜4mm幅の細切りにします。

2.炒める

フライパンでさつまいもとにんじんを炒める様子

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フライパンを中火にかけごま油をひき、さつまいもとにんじんを入れて炒めます。
さつまいもとにんじんを炒める様子

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全体に油がまわり、さつまいもが黄色になるまで炒めます。

3.味付けをする

さつまいもとにんじんに酒を加える様子

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酒を入れて全体を混ぜてからみりんを入れ、さらに炒めます。
さつまいもとにんじんにしょうゆを加える様子

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しょうゆを鍋肌に入れてから全体を混ぜ合わせ、水分がなくなるまで炒めます。
さつまいもとにんじんのきんぴらに黒いりごまを混ぜたもの

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黒いりごまを振って軽く混ぜ合わせます。
器に盛り付けたさつまいもとにんじんのきんぴら

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皿に盛り付けてできあがりです。

レシピのポイント・おいしく作るコツ

コツ・ポイント

  1. さつまいもはアクが強く空気に触れると黒く変色するため、切ったらすぐに水にさらす
  2. さつまいもは5mm程度、にんじんは3〜4mmの細切りにすることで火の通りが均一に仕上がる
  3. 味付けは、酒、みりんをしっかり絡めてからしょうゆで調味する
さつまいもはアクが強く空気に触れると黒く変色します。細切りにしたらすぐに水に入れ5分ほどさらしてアク抜きしましょう。さつまいもは火が通ると折れやすいので、必ず皮付きのまま細切りにします。

にんじんは3〜4mm幅にし、さつまいもよりも少し細くしておくと両方の火の通りが均一に仕上がりますよ。味付けするときは、酒とみりんを絡めて水分を飛ばしてからしょうゆで調味するとしっかり味が絡みます。

レシピのQ&A

おすすめのアレンジはありますか?

バターやマヨネーズで炒めるとコクと旨味が増します。また、小さじ1杯程度の合わせみそを加えて濃厚な味付けにしてもおいしいです。合わせみそを加えるときはしょうゆの分量を小さじ1杯に減らし、あらかじめ調味料をすべて混ぜておいてから具材と合わせましょう。

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