ライター : 戸田千文

紙とWEBの編集ライター

知っておきたい「博多めん街道」とは?

福岡名物のラーメン。王道の豚骨ラーメンだけでもメディアに紹介される店が多いので、どこで食べようか迷ってしまいますよね。そこで訪れたいのが、「博多めん街道」です。

博多めん街道があるのは、JR博多駅直結の博多デイトス2階。2023年1月現在、12の名店が軒を連ねています。遅い時間までやっているため、新幹線に乗る前にさっと最後の一杯を楽しむのにもぴったり。いつも、観光客や出張中のビジネスパーソンで賑わっています。

1. 博多を代表するラーメン店「博多らーめんシンシン」

地元からの支持が厚いのはもちろん、著名人のファンも多くいる「博多らーめんShin-Shin(シンシン)」。TVや雑誌をはじめ、多くのメディアで紹介される知名度抜群の人気店です。

本店は天神エリアにありますが、博多めん街道にも出店。長い行列ができていることがしばしばあるので、時間に余裕を持って来店することをおすすめします。

博多Shin-Shinらーめん

760円(税込)、370円(税込)

※博多Shin-Shinらーめん、半やきめしの順

看板メニュー「博多Shin-Shinらーめん」です。「食べやすく、誰もが飲み干してしまう純情なスープ」をコンセプトに作られたスープは、国内産を中心とした豚骨と佐賀県の銘柄鶏「ありたどり」を使用。あっさりと飲みやすい味に仕上がっています。

せっかくなら人気の「半やきめし」も合わせて楽しんで。チャーシューがごろりと入った絶品です。
店舗情報

2. 濃厚でうま味が凝縮「麺や兼虎」

天神エリアに本店を置くつけ麺店「麺や兼虎(かねとら)」の味も、博多めん街道で楽しむことができます。兼虎が目指すのは、「豪快で荒々しく 漢らしい一杯」。濃厚でうま味がぎゅっと凝縮された一杯は食べ応え抜群です。

モダンで落ち着きがある店内は、カウンターが中心。清潔感があり、女性でも入りやすい雰囲気です。

味玉濃厚つけ麺

1,200円(税込)
兼虎のこだわりは、豚骨をメインに、鶏ガラ、香味野菜、魚介類を約7時間じっくりと炊いて作ったスープ。提供直前にたっぷりの魚粉を加え、濃厚なうま味だけでなく、香りもしっかりとあるインパクトのある味に仕上がっています。

こだわりのつけ汁に合わせるのは、しっかりとコシがあり、もちっとした極太麺。人気の「味玉濃厚つけ麺」をはじめ、どれも食べ応えがある一杯です。
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3. 屋台の味をそのままに「長浜ナンバーワン」

博多漁港が位置する長浜エリアで生まれた「長浜ラーメン」。市場の労働者に向けたラーメンで、さっと出せる細麺が特徴です。今では全国の多くのラーメン店で見られる替え玉も、実は長浜ラーメンから生まれた文化。

そんな長浜ラーメンを博多めん街道で味わうなら、「長浜ナンバーワン」がおすすめです。長浜で創業し、現在は海外にも店を構えています。
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