【卵焼き器の選び方】銅製よりも、初心者はエンボス加工の鉄製が扱いやすい!

プロが使っている卵焼き器といえば、銅製のもの。熱のまわりかたも早いのですが、お値段がそこそこするのと、お手入れのハードルが高いのが難点。
そこで春からお弁当生活がスタートする人にぜひ使ってもらいたいと、清水さんがおすすめするのが、「鉄製」の卵焼き器。卵焼きをふっくらとおいしそうに焼くのは意外に難しいですし、忙しい朝はできるだけ時短にしたいですよね。そんなときは専用の道具があると便利なんだとか。
「卵焼き器を選ぶポイントで重要なのは底と側面の厚さ。鉄製で2㎜程度の厚みがあるものは、熱伝導と蓄熱性が抜群で、きれいな卵焼きが作れます。さらにエンボス加工のものは、油まわりがよく焦げ付きにくいので、初心者にも扱いやすいですよ」
フライパン同様、良いものを選えば、長く使えて愛着も湧いてきそうです!

【プロおすすめの卵焼き器】お弁当の定番おかずも、鉄製の卵焼き器でおいしく時短!

<フライングソーサー>鉄エンボス玉子焼き器 4,180円(税込)。ほかにミニサイズのオリジナル ミニ玉子焼もあり 3,300円(税込) 販売期間:ともに通年
「選び方」で紹介した条件を兼ね備えているのが、<フライングソーサー>オリジナルアイテムの「鉄エンボス玉子焼き器」。

1mm程度の厚みの卵焼き器が多い中で、こちらのアイテムは底と側面が2mmの本格仕様。重さも適度にあるので、IHのコンロでも滑りにくく、扱いやすいのが特徴です。さらに、凹凸のついたエンボス加工を施しているため、焦げ付きを防ぎます。
ほかにミニサイズで1人暮らしの人におすすめなのが「オリジナルミニ卵焼き」。卵1個でもふっくらとした卵焼きがきれいに作れます。
鉄製のフライパンと同素材でエンボス加工が施された<フライングソーサー>オリジナルの卵焼き器は、焼いた卵がこびり付きにくいのが特長。奥側の側面に傾斜があるので、卵を返すときに箸を入れやすく(写真参照)、卵を巻くのも簡単です!
以上が卵焼き器を選ぶポイントとおすすめ商品でした。
最後に「クッキングツール」について、選び方のポイントとおすすめ商品について紹介していきます!

【クッキングツールの選び方】フライパンや鍋を傷つけず、耐久性もあるシリコン性に注目!

クッキングスプーンやスパチュラ(ヘラ)など、炒めたり、混ぜたり、すくったり…料理には欠かせないクッキングツール。こちらも種類が多く、ついつい価格の安いものやセット商品に目が移りがちです。でも実は、何から何まで揃えようとする必要はありません。まずは、便利な多機能のアイテムをチェックしてみるのが良いそう。さらに、素材にも要注目です。
「ステレンレスのものも多くありますが、使ううちにフライパンや鍋の表面を傷つけ、劣化を早めてしまします。その点、シリコン素材は適度な硬さとしなやかで、傷つける心配がないのでおすすめです」と清水さん。
シリコン素材は熱に強くないイメージも持っていましたが、一般家庭の調理で使用するにはまったく問題なし! これから紹介するアイテムは、さらに便利なポイントが盛りだくさんです。

【プロおすすめのクッキングツール】1本で何役もこなす、万能アイテムを2つご紹介

1本でお玉、レードル、フライ返し、ターナーの代わりになる2つの万能アイテムを紹介します。どちらもフライングソーサーの人気アイテム。使いやすさはもちろん、洗い物を減らし、キッチンの省スペース化にも役立ちます。

一家に1本ほしい! 耐熱性抜群、シリコン製のオリジナルクッキングスプーン

<フライングソーサー>オリジナル クッキングスプーン シリコン 2,090円(税込) 販売期間:通年
熱に強いシリコン素材でできているので、「炒める」から「盛りつける」まで1本でこなしてくれる万能アイテム。お皿状になっている先端は、最大幅が7.5cmと、スープやシチューもすくいやすいサイズ感。スプーンの内側に丈夫なプラスティック芯が入っているため手に持ちやすく、縁がやわらかくしなやかなので、鍋肌を傷つける心配がありません。

サイズとカラーバリエーションも豊富なオリジナルクッキングスパチュラ

<フライングソーサー>オリジナル クッキングスパチュラ 1,320円(税込)~ 販売期間:通年
スパチュラはお菓子作りでおなじみのアイテムですが、フライングソーサーオリジナルのスパチュラは耐熱温度300℃のシリコン製なので、クッキングスプーン同様に炒め物や煮込み料理など、毎日の食事作りでも役立ちます。
オールシリコンの一体成型で継ぎ目がないため汚れがたまりにくく、洗いやすいのでいつでも清潔。レギュラータイプ(写真右)のほか、材料の盛り付けにも便利なスプーンタイプ(写真左)、ジャムやマヨネーズをすくうのに便利なスリムサイズなど5タイプを用意。色は7色展開。好みに合わせて選べます。
いかがでしたか? 調理のお悩みは、道具で解決できることが意外と多くあるんですね。新生活を迎える人だけでなく、キッチングッズの買い替えを検討している人も、ぜひ参考にしてみてください。優秀な道具を揃えて毎日の料理を楽しみましょう!
フライングソーサー/清水三樹さん 優れた機能性とデザイン性を兼ね備えた国内外のキッチン用品を販売する「フライングソーサー」の代表取締役社長。プロの厨房設備や業務用食器の販売に50年以上関わってきた経験を生かし、2001年からはオリジナルの商品開発をスタート。東京中野区にある本店には、備え付けのキッチンがあり、キッチン用品の使いこなし方などを教えるデモンストレーションを不定期に行っています。詳しくは<フライングソーサー>のHP参照。
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