ライター : FOODIE

三越伊勢丹グループが運営する食のメディア

この記事は、三越伊勢丹が運営する、「FOODIE」の提供でお送りします。
新生活のスタートを機に、キッチン用品を揃える人も多いのでは? でも、とりあえずあれこれセットになったお手頃なものを買うと、結局使いこなせなかったり、すぐに壊れてしまったりと後悔することも…。
「毎日使うものだから、最低限必要なものだけでも、少しお値段が張っても長く便利に使える、本当に良いキッチン用品を揃えたほうが、料理もぐっとおいしくなるし、調理時間も短縮できるんですよ!」と話すのは、キッチン用品専門店<フライングソーサー>の代表取締役社長・清水三樹さん。
<フライングソーサー>は、料理研究家や食卓のスタイリストなど料理のプロのあいだで厚い信頼を得ている、知る人ぞ知る専門店。さまざまな優れたブランドを集めたセレクトショップでもあり、自社開発したオリジナルの商品も扱っているという、まさにキッチン道具のプロ!
そこで今回、清水さんに新生活を始める人のために、機能的で本当に使いやすい「キッチン用品3種の神器」を教えてもらいました。

【プロが解説】新生活に揃えたい「キッチン道具3種の神器」はこれ!

①焼くから煮るまでマルチに活躍する「フライパン」

フライパンはいろいろなサイズを揃えたくなりますが、最初は「深型タイプのフライパン」がひとつあれば充分。鍋としても使いまわせるので便利に使えます。さらに買い足すなら、高温調理にも適しており、使うほどに味がでる「鉄製のフライパン」を選んで使い分けてみるのもいいでしょう。

②ふんわりとした仕上がりに! 調理しやすく洗いやすい「卵焼き器」

お弁当を作る人なら「卵焼き器」も必要。フライパンで代用しがちですが、卵焼き器を使うと失敗がなく、ふっくらとおいしい卵焼きが簡単に作れます。

③炒める、すくう、盛りつける何でもこなす「クッキングツール」

クッキングスプーンとスパチュラ(ヘラ)があれば、お玉やフライ返しなどは必要ありません。熱いスープを「すくう」ことから、カレーを「混ぜる」、野菜を「炒める」、サラダを「盛りつける」まで使用方法が多彩!
「キッチン用品3種の神器のなかでも、とくに必要なのはフライパンとクッキングスプーンです。この2つがあればほとんどの調理が可能。春からお弁当生活が始まる人は、卵焼き器も必需品です。あとは、自分のライフスタイルや食の好みに合ったものを徐々に買い足していきましょう」と清水さん。
なるほど! クッキングスプーンやスパチュラなどのスツールは盲点でした。新生活に心強いアイテムが分かったところで、これら3つのアイテムはどのように選べばいいのでしょうか? フライパン、卵焼き器、クッキングスツールについて、それぞれ選ぶときのポイントと、おすすめのアイテムも清水さんに紹介してもらいましょう。

【フライパンの選び方】料理がおいしくなる多層構造や鉄製、さらに扱いやすさで選ぶ

使用頻度の高いフライパンは種類も豊富。価格もさまざまでどれを買えばいいのか迷いがちです。「最初に買うのは次の4つのポイントをクリアするものがおすすめ」と清水さん。誰でも使いやすいフライパンを探すときの選び方を教えてもらいました。

<ポイント①熱源> 新しく買うなら、断然、IH対応のフライパン

近年はIHのコンロが増えているので、フライパンを新しく買うなら長く使用することも考え、IH対応のものを選びましょう。
「IHは上手く火が通らず調理がしにくい」と言われることもありますが、それは道具を上手く選べていないだけ! 「IH対応」のフライパンであっても、底だけしか熱くならないものが多いんです。IHはガスのように上昇気流は起きないので、側面まで熱が伝わる形状や材質のものを選ぶことが重要。IHの方がガスよりもパワーは強いので、道具次第でその火力を最大限に活かせます!
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