7. 炭火コンロで焼き上げる「ヤマサのちくわ」

Photo by @kokubo_arts

「豊橋名産」の声掛けに対し、「ヤマサのちくわ」と口をそろえて応えるほど、「ヤマサちくわ」は豊橋人が誇りに思う豊橋名産です。

三河湾に面した豊橋市は海産物にめぐまれ、練り物の材料には事欠かない土地。魚問屋を営んでいた「ヤマサちくわ」の祖先が四国の金毘羅参りで当地の名物ちくわに魅了され、その製法にならって豊橋で作ったのが始まりとされています。

かつて、田原市の伊良湖岬から浜松市の新居浜に至る遠州灘の魚は、豊橋市の熊野権現神社境内で売り買いされていました。やがてその一帯で魚市場が開かれ、魚町(うおまち)と呼ばれるように。「ヤマサちくわ」の本店は、今もこの魚町で昔ながらの佇まいを残しつつ商っています。

名物握りちくわ

Photo by @kokubo_arts

495円(税込)
「海を炙る。旬を煮る。」をコンセプトにした「ヤマサちくわ」の直営店「広小路でんでん」。工場直送のすり身を生のまま握り、卓上に据えた炭火コンロで焼き上げる「名物握りちくわ」が味わえます。

焼き立てのちくわはフワッ!モチッ!とした食感がたまりません!ちくわの焼き方はスタッフが丁寧に説明してくれるので、初心者でも安心です。焼き上がるまでのライブ感もお楽しみください。

また、練り物や旬の素材をたっぷり使った、月替わりの「今月のおでん」も必食です。おみやげの「ヤマサちくわ」とはまた違った魅力に触れてみてください。
店舗情報

ITEM

ヤマサちくわ詰合せ「NO.1」

¥3,402〜

NO.1

※2023年10月18日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

8. ピレーネなど豊橋ソウルフードの発信地「ボンとらや」

昭和25年に豊橋市で誕生した「bon Toraya(ボンとらや)」。和菓子と洋菓子を豊富に取りそろえ、豊橋人の手土産需要に応えてくれる頼れる菓子舗です。お店代表の洋菓子といえば、「ピレーネ」。スポンジケーキでクリームを包んだシンプルなひと品ですが、素材や製法にとことんこだわり抜き、今や豊橋のソウルフード的地位を確立しました。

実はこの「ピレーネ」、東海エリアでは同じようなレシピで違う名前をもつ洋菓子があちこちで販売されています。そのルーツを辿ると、かつて愛知県一宮市にあった「ボンボヌール」という洋菓子店に行き着きます。

「ボンボヌール」の工場長がふわふわスポンジとクリームの組み合わせを考案して「ファンシー」と名付け、この工場で製法を会得したパティシエらが地元に戻り、独自のネーミングで販売を始めたようです。ということは、豊橋だけでなく、愛知県人のソウルフードとも言えそうですね。

ピレーネ バニラ

Photo by つゆくぼみえ

173円(税込)
「bon Toraya(ボンとらや)」の「ピレーネ」は、生地にもクリームにもおいしさの秘密が隠されています。スポンジ生地は究極のフワッフワ感を出すために卵をたっぷり使い、焼成温度を徹底的に研究。こうしてできた生地は、口の中に入れた途端フワーッと溶けていきます。

クリームは4種の生クリームをブレンドし、コクがあるのにさっぱりとした口溶けに。生地もクリームも極限までやわらかく仕上げてあるため、機械に頼ることなく、職人たちがひとつひとつ手包みします。

手間暇を惜しまず、材料にもこだわり抜いているのに、お値段はとてもリーズナブル。老若男女問わず愛され続け、今では1日3000個を売り上げているそうです。豊橋駅構内でも販売していますので、仕事場やご家族のお土産にぜひ!

ITEM

ピレーネセット(バニラ&ブラックサンダーピレーネ)

¥7,000〜

バニラ10個、ブラックサンダー10個

※2023年10月18日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
店舗情報

9. 豊橋限定品もある「ブラックサンダー」

Photo by Amazon

ココアクッキーの「ブラック」、子供に人気な戦隊モノをイメージさせる「サンダー」を融合させたネーミング「ブラックサンダー」。ココアクッキーとプレーンビスケットをチョコレートでコーティングしたお菓子で、平成6年にユーラク製菓豊橋工場で誕生しました。

販売不振のため、いったんは生産終了したものの、九州の一部地域で人気を博していたため、ファンの要望に応えて再発売。体操競技で日本を代表する選手がファンを公言したため、爆発的にヒットしました!

ザクザクとした食感とボリューム、ほんのりビターの味わい、1個32円(税込)という価格が性別や年齢を問わず受け、今ではコンビニの定番の菓子として確固たる地位を築いています。

Photo by 有楽製菓株式会社

「ブラックサンダー」が誕生したユーラク製菓豊橋夢工場には直営店が併設されています。北海道土産「白いブラックサンダー」や東京限定の「東京ブラックサンダー」など、地域限定品も手に入るんです。

豊橋限定の「豊橋ブラックサンダーミニバー」(税込756円)は、ひと口サイズとリーズナブルなお値段が、オフィスのお土産やバレンタインのプレゼントにぴったりです。そのほか、素材にこだわり抜いたチョコレート菓子などもそろい、まるでチョコレートのテーマパーク。お土産選びに悩んだら、ぜひ訪れてみてください。
店舗情報

ITEM

有楽製菓 ブラックサンダー チョコレート

¥605〜

1本×20個

※2023年10月18日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

10. 路面電車が走る屋台に!「おでんしゃ」「納涼ビール電車」

全国で17都市、19路線しか走っていない路面電車。豊橋では大正14年に開業して以来、「市電」の相性で親しまれ、中心部と住宅地を結ぶ市民の足として走り続けています。

普段は公共交通機関のひとつとしての役割を担っていますが、期間限定で“走る屋台”に大変身!ビールサーバーとおつまみを搭載し、冬は「おでんしゃ」夏は「納涼ビール電車」として市内外の乗客を楽しませています。(納涼ビール列車2021は中止)
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