ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

バター香る新作あんパンをレビュー!

Photo by muccinpurin

2021年2月9日(火)、ローソンのマチノパンから新作「あんこのまんまるデニッシュ」がデビューしました。

バターたっぷりのデニッシュ生地をベースに、あんこをぎゅぎゅっとサンドした想像するだけで罪な味わいのパン。甘いあんことほんのり塩気が効いたデニッシュ生地が合わないはずがないと知りつつ、その味わいをチェックしました♪

マチノパン あんこのまんまるデニッシュ

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「あんこのまんまるデニッシュ」150円(税込)
この度ローソンから発売された「あんこのまんまるデニッシュ」は、名前の通り渦を巻いたような丸いフォルムが印象的なデニッシュ。パイとパンのあいだのようなデニッシュ生地は、ほかのパン生地と比べてバターをたっぷりと使っているのが特徴です。

あんバターサンドやあんバタートーストのあの罪な味が、さらにグレードアップしているとなると、相当やみつき感があるはず……。

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原材料をチェックしてみると、つぶあん、小麦粉、バター入りマーガリン……とあります。バターではなく、バターが入ったマーガリンを生地に練り込んでいるようです。

ちなみにつぶあんは、氷砂糖を使って炊き上げることですっきりとした甘さを表現しているのだとか。あえて甘さを控えめにしているあんこの味わいも気になりますね。

しんびき粉でプチプチ感を演出

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トップに散りばめられているのは、しんびき(新引粉/真挽粉)と呼ばれ、もち米を蒸して乾燥させ、細かく砕いてから炒って作られたもの。和菓子によく使われる素材で、パンに使われるのは珍しい気がします。あんパンの表面にまぶされているけしの実のようにも見えますが……。

そして特筆すべきは1個当たりのカロリー。なんと369kcalもありました。油脂をたっぷりと折り込んだパン生地につぶあんをサンドしているんですもん、そのくらいにはなりますよね。おいしいものはカロリーが高い、と自分を諭しつつ、せっかくなのでカロリーのことは一旦忘れていただきます!

甘いしょっぱいの無限ループ!

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食べる前に半分にカットしてみるとごらんの通り。あんパンというよりも今川焼さながらのたっぷりあんこに驚きを隠せません。もしくはちょっと大きめのハンバーガー!

氷砂糖を使って炊き上げたというあんこは、思っていたほど甘すぎず、すっきりと食べやすい印象です。あえて甘さを控えめにすることで、バターのいい香りが引き立っています。デニッシュ生地もほんのり塩が効いていて、甘いしょっぱいの罪な無限ループにハマりますよ。

素朴なパン生地にあんこを包んだあんパンも捨てがたいですが、個人的にはデニッシュあんパンの勝利です。やはり、バターの風味がよく歯切れのよい生地とあんこの相性が抜群です!

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パンと違い、バターと生地を何層にも折り込んだデニッシュ生地はとても歯切れがよく、普通のあんパンとはまた違った食感。噛むほどにしんびき粉のプチプチとした香ばしさが口いっぱいに広がります。

半分だけ食べて残りはあとで楽しもうとも目論んでいた筆者も、甘いしょっぱいの無限ループにハマりまんまと1個完食。カロリーのことが頭をかすめつつも、あのバターの風味とあんこのバランスのよさを知ってしまうと、高カロリーやむなし、といったところでしょうか。

リベイクするとサクサク感アップ!

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予熱したオーブントースターで軽く温めなおすと、バターがじんわり溶け出し風味がアップします。焦げやすいのであくまで表面を軽く炙る程度がベスト。焼き上がりはふにゃっとやわらかかった生地が、冷めるうちにパリッとしてきたら食べごろです。

そのままでも充分おいしかったデニッシュも、リベイクすることでまるで焼きたてのような食感が復活!オーブントースターが使える環境なら、ぜひリベイクして食べることをおすすめします。

バターとあんこの罪な味わい

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予想はしていましたが、バターの風味と塩気が効いたデニッシュ生地、すっきりとした甘さのあんこは想像以上に相性抜群でした。コーヒーと合わせて朝食にもよし、牛乳と合わせておやつにもよし、といろいろな楽しみ方ができそう。

ぜひ、ローソンの新感覚あんパンを味わってみてくださいね♪
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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