ライター : とも

子育てフードライター

ミディトマトとは?

※画像はイメージです
ミディトマトとは、ミニトマトと大玉種をかけ合わせて作る品種の総称。「中玉トマト」とも呼ばれます。日本では120品種以上のトマトが栽培されているため、かけ合わせによってミディトマトの色や形はさまざま。ミニトマトよりも食べごたえがあり、大玉トマトよりも食べやすいサイズ感が人気です。

ミディトマトの特徴

味わい

トマトは、実が小さくなるほど味が濃く、糖度が高くなるものが多いです。そのため、ミディトマトの糖度は一般的な大玉トマトよりもやや高い傾向にあり、酸味が少なく甘いのが特徴です。

なお、トマトのなかには栽培時の水分を調整し、7~8度以上に糖度を高めて栽培された、フルーツトマトと呼ばれるものがあります。フルーツトマトは品種名ではなく、栽培者や販売者が名付けている総称のこと。ミディトマトにもフルーツトマトと称されるものがあります。(※1,2)

大きさ・重さ

ミディトマトの大きさは、大玉トマトとミニトマトの中間ぐらい。「小さめの大玉トマト」や「大きいミニトマト」と例えられることもあります。また、平均的な大玉トマトの重さは150g以上、ミニトマトの重さは20g程度。ミディトマトの重さは40~150gほどです。(※1)

ミディトマトの見分け方・品種

ミディトマトは、大きさや重さによる明確な基準が定められていません。ただし、トマトとミニトマトは直径を基準に分類しており、直径が3cmより大きいものをトマト、直径が3cm以下のものをミニトマトとしています。ミディトマトを見分ける際は、直径3cmより大きいものを目安にし、品種を確認すると良いでしょう。(※3)

代表的な品種

アメーラ

静岡県で誕生した高濃度のフルーツトマトです。名前の由来は静岡弁の「甘めーら」(あまいだろう)が由来なのだとか。大きさは大玉トマトの約1/3ほどで、水分を極力控えて栽培されているため、甘みと旨みが凝縮されているのが特徴です。

フルティカ

フルティカは、ミディトマトのなかでも比較的大きめなのが特徴です。重さは40~50gほど。平均糖度は7~8度で、高糖度のミディトマトとして人気があります。(※4)
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