ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

思わずパケ買い!カルディでピスタチオビスケット発見

Photo by muccinpurin

2020年のブームを振り返るとき、忘れてはならないのがピスタチオの存在です。

ピスタチオアイスに始まり、チョコレートやピスタチオペーストなど、これまで手が届かない存在だった高級ナッツ、ピスタチオがコンビニでも手軽に味わえる存在になりました。その勢いは今もとどまるところを知りません。

そんななか、カルディで見慣れないオシャレなパッケージをしたビスケットを発見。よく見るとピスタチオを使っているではありませんか!

モンドディラウラ ビスケット ピスタチオ&ハニージンジャー

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「モンドディラウラ ビスケット ピスタチオ&ハニージンジャー」498円(税込)
数々の輸入菓子が並ぶカルディでも、ひときわ目立つオシャレなパッケージの「モンドディラウラ ビスケット ピスタチオ&ハニージンジャー」。白いパッケージに手書き風のフォントとビスケットの写真が躍り、ヨーロッパのスーパーの棚に並んでいてもまったく違和感がありません。

それもそのはず、モンドディラウラ ビスケットの原産国はイタリア。名産地であるシチリア島をはじめ、イタリアではジェラートやお菓子にピスタチオが多く使われています。イタリアではピスタチオが珍しい物ではなく、身近な食材なんですよね。うらやましい……!

乳製品不使用

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原材料をチェックしてみると、小麦粉、ケインシュガー(サトウキビから作られた砂糖)、ココナッツオイル、ひまわり油、オリーブオイル、ココナッツバター、ピスタチオ……とあります。

ビスケットにもさまざまなレシピがありますが、バターをはじめとした乳製品を使うのが一般的。それと比べてモンドディラウラのビスケットには乳製品を一切使わずに作られているようですよ。砂糖も生成されたものではなくケインシュガーを使ったり、はちみつで甘さと風味をプラスしたり、からだを気遣った材料を使っているところもうれしいですね。

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トレーに入れられ、フィルムに包まれたクッキーははるばるイタリアからやって来たとは思えないほど崩れず、きれいな形をキープしていましたよ。

ビスケットにしてはやや厚く、丸みを帯びた四角いクッキーが9枚入っていました。

しょうが香るスパイシーな味わい

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香ばしい焼き色からはあまりピスタチを感じさせませんが……。食感はサクサクというよりはザクザク。クッキーと比べて硬く、ビスコッティとクッキーを足して2で割ったイメージに近いかもしれません。

噛むほどにはちみつのやさしい甘さと生姜のスパイシーな味わいが広がります。おや、ピスタチオはどこだろう……?

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半分に割ったビスケットを見てみると……いた、いました主役のピスタチオ。やっと会えたね♪

ピスタチオビスケットと聞くと断面に練り込んだものを連想しましたが、ホールのピスタチオがごろっと入っているとは。日本で製造販売されているピスタチオアイテムは、原材料の高価さゆえホールのピスタチオを使ったものはそう多くありません。しかし、そこはさすがイタリア産。粒のピスタチオをゴロゴロ使うだなんて!

スパイシーなクッキーと、時折出会えるピスタチオの香ばしい味わいが見事にマッチ。“THE ピスタチオ” な味わいを求めている方には少々がっかりかもしれませんが、しょうがを使ったビスケットは紅茶やミルクティーのお供に最適。甘さ控えめなオトナのビスケットでした。

ピスタチオビスケットは通販でも購入可能!

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カルディの「モンドディラウラ ビスケット ピスタチオ&ハニージンジャー」は、全国のカルディ各店またはカルディのオンラインショップでも購入できます。

筆者は行きつけのカルディで売り切れだったため、店舗で取り寄せをお願いしましたが、通販ならほかの商品と一緒に自宅に届くので便利ですよ♪

噛むほどにピスタチオ感じる大人味

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乳製品不使用で全粒小麦粉を使い、ザクザクとした素朴な味わいが魅力の「モンドディラウラ ビスケット ピスタチオ&ハニージンジャー」。ピスタチオを丸ごと使った贅沢なビスケットは、噛むほどにしょうがの香りが広がるの味わいでした。

ほかのピスタチオアイテムと比べてピスタチオ感が控えめではあるものの、やはりホールのピスタチオの存在は香ばしさが別格。甘すぎない点、素材の点から考えて、大人のピスタチオ好きにおすすめしたい商品でした。
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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