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ザンギの名店、札幌「中国料理 布袋(ほてい) 本店」
1998年の創業以来、札幌市民に愛され続けている中華の名店「中国料理 布袋(ほてい) 本店」。札幌中心部・大通エリアの市電通り沿いにお店をかまえています。
足しげく通う札幌市民が多く、なんと全体の約9割が地元客。店内が常にお客さんでにぎわう名店です。
布袋といえばザンギ(北海道で愛される唐揚げ)。こだわりの調理方法やオープンの背景など、店長の相馬 歩(あゆみ)さんにくわしくお話を聞きました!
足しげく通う札幌市民が多く、なんと全体の約9割が地元客。店内が常にお客さんでにぎわう名店です。
布袋といえばザンギ(北海道で愛される唐揚げ)。こだわりの調理方法やオープンの背景など、店長の相馬 歩(あゆみ)さんにくわしくお話を聞きました!
全50種類以上!子どもから大人までが集う大衆中華料理
1998年創業の歴史を感じる店内は、昭和レトロでアットホームな雰囲気。壁には有名人のサイン色紙が所狭しと飾られており、人気の高さを物語っています。
「中国料理 布袋 本店」のメニューは全50種類以上!子どもから年配の方まで幅広く楽しめるよう“大衆中華料理”を意識したラインアップです。辛味のある料理はあえてピリ辛くらいにしているそうですが、希望があれば甘口から激辛まで対応してくれますよ。
また、定食以外のメニューがすべて持ち帰り可能と、テイクアウトメニューが充実しているのも大きな特徴です。
また、定食以外のメニューがすべて持ち帰り可能と、テイクアウトメニューが充実しているのも大きな特徴です。
布袋の人気メニューといえば、1日約3,000個売れる「ザンギ」。「ザンギ」とは北海道民のソウルフードで、醤油・しょうがなどのタレに漬けこんだ鶏肉に片栗粉をつけて揚げたからあげのことです。
筆者はもう数えきれないほど食べていますが、いつどんなタイミングで食べても絶品……!このおいしさは、どのように生み出されているのでしょうか。
筆者はもう数えきれないほど食べていますが、いつどんなタイミングで食べても絶品……!このおいしさは、どのように生み出されているのでしょうか。
「まずは鶏肉を塩水で洗って1日おきます。そのあと紹興酒入りのあわせ調味料に漬けこんでから、温度の違う3種類の油で揚げています。2回揚げたあと5分ほど休ませ、最後は一気に高温で仕上げているんですよ。」(相馬さん)
揚げ時間だけでも最低15分はかかるため、お客さんを待たせてしまうこともあるそう。ですが、創業時から製法はぶらさず、おいしさを守り続けているのだといいます。
揚げ時間だけでも最低15分はかかるため、お客さんを待たせてしまうこともあるそう。ですが、創業時から製法はぶらさず、おいしさを守り続けているのだといいます。
「中国料理 布袋 本店」のおすすめ&人気メニューTOP3
「中国料理 布袋 本店」のおすすめ&人気メニューTOP3を、筆者が実食しながら紹介していきます!
3位:ザンギ炒飯
「ザンギ炒飯」は、角切りザンギがたっぷり入ったカレー味のチャーハンです。誕生したきっかけは、“食べ物を大切にしたい”という想いから。
「手間をかけて完成させたザンギも、規定より少しでも小さければお客さんに出すことができないんです。このザンギ炒飯は、規格外のザンギを活かすためのメニューとして考案されました。当時はこんなに人気がでるなんて思っていませんでしたね。」(相馬さん)
2017年の夏期限定メニューでしたが「また食べたい!」という声がとても多く、レギュラーメニューに昇格しました。
「手間をかけて完成させたザンギも、規定より少しでも小さければお客さんに出すことができないんです。このザンギ炒飯は、規格外のザンギを活かすためのメニューとして考案されました。当時はこんなに人気がでるなんて思っていませんでしたね。」(相馬さん)
2017年の夏期限定メニューでしたが「また食べたい!」という声がとても多く、レギュラーメニューに昇格しました。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、チャーハンは一般的なものの倍近いボリューム!さらに、想像していたよりもたくさんのザンギがゴロゴロと入っています。
パンチが効いた名前とは真逆の、やさしい味わい。小さな子どもでも食べることができる、まろやかなカレー風味です。別皿の福神漬けとの相性も抜群で、野菜のあま味とシャキシャキの食感がいいアクセント♪
パンチが効いた名前とは真逆の、やさしい味わい。小さな子どもでも食べることができる、まろやかなカレー風味です。別皿の福神漬けとの相性も抜群で、野菜のあま味とシャキシャキの食感がいいアクセント♪
2位:マーボー麺
「マーボー麺」は、ラーメンに麻婆豆腐をかけた麺料理。今では“布袋といえばザンギ”と言われていますが、昔は「マーボー麺」が看板メニューでした。2番人気に降格してしまったものの、当時からの根強いファンは健在。
丼の中には麺を覆いつくすほどたっぷりの麻婆豆腐が盛られており、2人前くらいありそうなボリュームです。
丼の中には麺を覆いつくすほどたっぷりの麻婆豆腐が盛られており、2人前くらいありそうなボリュームです。
麻婆豆腐の下には、さっぽろラーメンを彷彿とさせる黄色の中太ちぢれ麺が隠れています。麺は、創業時から製麺所「北海道熊さん」のものを使用。いろいろ試した結果、布袋の麻婆豆腐に一番合うのはこの麺しかない!と思ったのだとか。
口に入れてみると、ほどよい辛さのあとに豆腐のスッキリとした喉ごし。ちぢれ麺にトロトロの麻婆豆腐がたっぷり絡み、口の中が満たされます♪ お箸が止まらなくなるおいしさです。
口に入れてみると、ほどよい辛さのあとに豆腐のスッキリとした喉ごし。ちぢれ麺にトロトロの麻婆豆腐がたっぷり絡み、口の中が満たされます♪ お箸が止まらなくなるおいしさです。
1位:ザンギ定食【B】
栄えある1位は、 小マーボー・ミニサラダ・味噌汁・ごはん・ザンギ(4個)がセットになった「ザンギ定食【B】」!税込1,000円以下で、布袋のザンギと麻婆豆腐が同時に味わえると聞けば、1位になるのも納得です。
ザンギはカリッとジューシー!やわらかいお肉から、キラキラとあふれる出る肉汁がたまりません。実は揚げ物が苦手な筆者ですが、布袋のザンギは別。衣が厚すぎず、脂っこく感じないから不思議です。
ザンギはカリッとジューシー!やわらかいお肉から、キラキラとあふれる出る肉汁がたまりません。実は揚げ物が苦手な筆者ですが、布袋のザンギは別。衣が厚すぎず、脂っこく感じないから不思議です。
そのままでももちろんおいしいですが、別皿の“ザンタレ”をつけて食べるのがおすすめ。ほどよい酸味とネギの香味で、さっぱりと完食できますよ。
「小マーボー」はごはん一膳と合うほどのボリュームで、ツルンとさわやかな喉ごし。お豆腐にこだわり、札幌の老舗豆腐店「石田食品」のものを使っています。
はじめて「布袋 本店」に行く方は、「ザンギ定食【B】」をオーダーして、ザンギと麻婆豆腐両方のおいしさを味わってほしいですね♪
はじめて「布袋 本店」に行く方は、「ザンギ定食【B】」をオーダーして、ザンギと麻婆豆腐両方のおいしさを味わってほしいですね♪
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