ライター : Enorme

監修者 : 竹内 弘久

杏林大学医学部付属病院 外科医

名前はよく聞く「チアシード」

「チアシード」は南米シソ科植物で、水分を含むとぷるぷるのゼリーのようになる食材。ヨーグルトやスムージーなどに入れて食べるなどして、簡単に摂取することができます。 テレビなどで取り上げられた時期もあり、名前だけは聞いたことあるという人は多いのではないでしょうか。ただ、医学的な認知度はまだ低く、効果のほどははっきりとわかってはおりません。 さてこのチアシード、一体どのような効果効能が期待できるのか、気になるところですよね。今回は美容面と健康面に分けて、テレビで取り上げられた一般的に知られている効果についてご紹介します。

【美容】チアシードの効果効能

アンチエイジング効果

チアシードにはセレンという、抗酸化酵素の構成成分が含まれています。セレンは老化の原因となる活性酸素の抑制をサポートし、体の細胞の酸化を抑えることに役立ちます。また、抗酸化作用のあるビタミンCの再生にも関わるので、アンチエイジングに効果的ですね。(※1)

ダイエット効果

チアシードは、水分を含んで膨らむという特徴があります。食事前にチアシードを摂取すれば、自然と満腹感を得られ、無理なく食事量を減らすサポートをしてくれます。結果、ダイエット効果につながりそうですね。

【健康】チアシードの効果効能

便秘対策

チアシードには、水溶性と不溶性の食物繊維がどちらも含まれています。水溶性食物繊維には、便に溶け込んでやわらかくする作用が、不溶性食物繊維には、腸の運動を活発化させて排便を促す作用があります。(※2) 両方の食物繊維をバランスよく摂取することで、便秘対策につながりますよ。
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