目次
小見出しも全て表示
閉じる
食器洗剤選びのポイントは「液性」
普段何気なく選んでいる食器用洗剤ですが、大きく3種類に分かれることをご存じですか?消費者庁の定める家庭用品品質表示法では、洗剤の液性(水溶液の性質)によって、弱酸性・中性・弱アルカリ性の表示を各メーカーに義務付けています。
それぞれの基準になるpH(ペーハー)値は以下の数値で、その液体が酸性なのか、アルカリ性なのかを表します。
【弱酸性】3~6未満
【中性】6~8未満
【弱アルカリ性】8~11
液性の種類によって洗浄力の強さや肌への影響が違うため、目的に合わせて選ぶことが大切です。(※1)
それぞれの基準になるpH(ペーハー)値は以下の数値で、その液体が酸性なのか、アルカリ性なのかを表します。
【弱酸性】3~6未満
【中性】6~8未満
【弱アルカリ性】8~11
液性の種類によって洗浄力の強さや肌への影響が違うため、目的に合わせて選ぶことが大切です。(※1)
「弱アルカリ性」は油汚れに強い
弱アルカリ性は油を分解する力が強く、一般的に洗浄力の強い洗剤です。しかし、手肌の油分も分解してしまうため、肌が弱い方は使用法に注意が必要です。
「弱酸性」は肌にやさしい
弱酸性洗剤は、一般的に肌のph値に近いため、肌への負担が少ない洗剤といわれます。しかし、油汚れを落とす力は弱アルカリ性洗剤よりも劣るため、洗浄力に物足りなさを感じる方もいるようです。
「中性」はバランス型
中性洗剤は、油汚れを落としつつ手肌にやさしい、バランスの良い洗剤です。そのため、台所用洗剤の多くが中性タイプ。もっとも入手しやすい台所用洗剤ともいえます。
食器洗剤の選び方
界面活性剤の数値に注目
界面活性剤は、食器についた油汚れに作用して、油汚れを落としやすくする成分です。たくさん入っているほうが洗浄力は高いのですが、混じり合わない物質を化合するという特殊な性質を持っていることから、手肌の油分にも影響し、手荒れの原因になることも。界面活性剤の数値だけを基準にすることは避けましょう。
泡切れの良さ
泡切れが良いと食器を洗う時間が短くなります。節水効果、手荒れ防止が期待できるという観点から、泡切れの良い台所洗剤を選ぶのもひとつの方法です。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
暮らしの人気ランキング