自分がワクワクすることを探す。【わたしの子育てストーリーvol.8】 (2ページ目)

「ありきたりですが、学校のテストを持って帰ってきたとき。ちんまり学校の机に座ってちゃんと問題を読んで考えて答えを書いたんだなぁと。当たり前の事なのですが、想像するといじらしくて、大きくなったねぇと思います。

学校の行き帰りや、1人でお風呂に入ったときなども、私と一緒が当たり前だったのに急になんでも1人でするようになって、寂しいような気にもなります」

子育ての息抜きとして、ムギさんが行っていることを教えてください。

Photo by @muginoheya

「もともと1人で自由に過ごしていたいタイプなので、少しでも1人で過ごす時間を作るようにしています。平日は息子にかかりきりなので、夫も子供たちもベッドに行ったあと、21時から22時の1時間だけ呼ばれる事無くリビングで静かにじっとしているだけで息抜きになります（笑）。

Instagramに今考えていることや日々のことを投稿するのもとってもいい息抜きです。暮らしまわりのことやインテリアのことを考えたり。家庭のことから少し離れて好きな物が近い方たちとやりとりしたり、励まされたり。

自己満足ですが、私の好きなものだけをギャラリーに残すのが楽しいです。日記のように楽しい事や考えている事を後から読むのも、自分の事ですがなかなかおもしろいです。あとは、甘いものを食べることです」

子育てをしていて「これだけはおすすめしたい！」と思うグッズはありますか？

オケクラフトセンター森林工芸館『バターナイフぴょん吉』

Photo by @muginoheya

「友人からのプレゼントでした。子供が3、4歳くらいになると、トーストに『自分でバターやジャムを塗りたい！』と言うように。まだ手元もおぼつかないので、使い終わったバターがついたナイフを机に直おきされて、げんなりしていましたが、こちらを頂いてからそんなプチストレスはなくなりました。朝は少しでも片付けが楽になると嬉しい。

自立するから置くところを探さなくていいし、なにより持ちやすいから子供でも上手に塗れます。普通のバターナイフのように片側だけで塗るタイプじゃないのも使いやすいポイントです」

商品の詳細はこちら | オケクラフトセンター森林工芸館

新米ママや子育てに悩んでいる人に向けてメッセージをお願いします。

Photo by @muginoheya

「私は悩んでも仕方がないと頭でわかっていても考えてしまってモヤモヤしたり、特に子供の事になると行動も思考もついつい熱くなって後から心が暗くなってしまうことがよくあります。自分の事ならぐいぐい行動を起こせても、子供の事になるとじっと耐えて見守らなければならない場面が多いから。

娘も1年生。これから先、そんな場面がもっと出てくるのかなと自分で先が不安になったりもします。でも、考えてしまうことは仕方がない。

モヤモヤするなぁと思った時には、意識的に好きな場所や物事に身を置くことが、悩んでモヤモヤする時期をうまく切り抜けるコツなのかなぁと思っています。母親になるとどうしても我慢しなければ……と思ってしまいがちだけど、私は多少無理してでも自分がワクワクする楽しい事をしたいです」

ママの時間を忘れられる環境作り。

子育てに行き詰まったとき、少しでもリフレッシュできるように “意識的に好きな場所や物事に身を置く” とうムギさん。無理に悩みを解決しようと自分を追い詰めるのではなく、悩みとどう付き合っているかが大事なのかもしれませんね。

ムギさん、インタビューにご協力いただきありがとうございました。次回の「わたしの子育てストーリー」もお楽しみに♪

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