ライター : 渡邊沙耶

管理栄養士 / 料理好きOLライター

味噌の栄養や効果効能について

栄養

  1. からだ作りに欠かせない「たんぱく質」
  2. 便秘対策に役立つ「食物繊維」
  3. むくみ対策に役立つ「カリウム」
  4. 皮膚や粘膜の機能維持に大切な「ビタミンB2」
  5. 肌の健康を保つのに役立つ「ビタミンE」
  6. 免疫力を高める「サポニン」
  7. 抗酸化作用が期待できる「イソフラボン」

からだ作りに欠かせない「たんぱく質」

味噌には、100gあたり12.5gのたんぱく質が含まれています。

たんぱく質は、臓器や筋肉、皮膚など、体を構成する重要な栄養素です。たんぱく質が足りないと、免疫力や筋肉の低下が起こります。毎食、たんぱく質の多い肉・魚などを、片手にのるくらいのサイズを目安に摂るのが理想です。(※1,2,3,4)

便秘対策に役立つ「食物繊維」

味噌には、100gあたり4.9gの食物繊維が含まれています。

食物繊維は腸の調子を良好に保ち、便通をスムーズにしてくれます。また、糖や脂質、ナトリウムなどを体外に排出してくれるはたらきがあります。食物繊維は血糖値や血圧の上昇が気になる方におすすめです。(※1,5)

むくみ対策に役立つ「カリウム」

味噌には、100gあたり380mgのカリウムが含まれています。

カリウムは、ナトリウムの排出を促すはたらきがあり、血圧を下げる作用が期待できます。また、体のさまざまな機能の調節をおこなっており、生きていくうえでとても重要な栄養素です。(※1,6)

皮膚や粘膜の機能維持に大切な「ビタミンB2」

味噌には、100gあたり0.10mgのビタミンB2が含まれています。

ビタミンB2は、皮膚や粘膜を正常に保ち、発育を促す重要な栄養素です。皮膚や髪、爪など、細胞の再生に関わる役割もあります。不足してしまうと、皮膚や粘膜に炎症を起こすおそれがあるので注意しましょう。(※1,7)

肌の健康を保つのに役立つ「ビタミンE」

味噌には、100gあたり0.6mgのビタミンEが含まれています。

ビタミンEには強い抗酸化作用があり、細胞の老化対策に役立ちます。不足すると肌にシミができやすくなったり、皮膚の抵抗力が低くなったりするおそれもあるので、健康な肌を保ちたい方は積極的に摂取したいですね。ビタミンEは脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂ると吸収がアップしますよ。(※1,8)
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