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コレステロール値を下げる
こんにゃくのグルコマンナンには胆汁酸を運び去り、コレステロールの濃度を下げるはたらきがあります。
胆汁酸は、消化管内で食物の脂肪を吸収しやすくする物質です。そんな胆汁酸をグルコマンナンが運ぶことでコレステロールの低下作用が期待できますよ。(※3)
胆汁酸は、消化管内で食物の脂肪を吸収しやすくする物質です。そんな胆汁酸をグルコマンナンが運ぶことでコレステロールの低下作用が期待できますよ。(※3)
食後血糖値の上昇を抑える
こんにゃくには食後の血糖値上昇を抑える作用があります。こんにゃくのグルコマンナンによって、同時に摂取した食品の胃から腸への移行が遅れるためです。
また、こんにゃくの糖質は100gあたり0.1gしかありません。糖質は血糖値を上げる栄養素のため、こんにゃく自体が血糖値を上げにくい食品だといえるでしょう。(※2,7,8)
また、こんにゃくの糖質は100gあたり0.1gしかありません。糖質は血糖値を上げる栄養素のため、こんにゃく自体が血糖値を上げにくい食品だといえるでしょう。(※2,7,8)
骨の健康維持に役立つ
実は、こんにゃくにはカルシウムが含まれています。その量は1枚(250g)あたり108mg。18~49歳女性のカルシウム推奨量は一日650mgのため、こんにゃく1枚で推奨量の1/6近く摂れる計算ですね。
カルシウムは骨と歯を丈夫に整えるのに必要ですが、男女ともに全世代で不足しやすい栄養素です。カルシウム補給に役立つ食べ物のひとつとして、こんにゃくを取り入れてみてはいかがでしょうか?(※2,9,10)
カルシウムは骨と歯を丈夫に整えるのに必要ですが、男女ともに全世代で不足しやすい栄養素です。カルシウム補給に役立つ食べ物のひとつとして、こんにゃくを取り入れてみてはいかがでしょうか?(※2,9,10)
管理栄養士が教える!こんにゃくの効果的な食べ方
ポイント
- ビタミンDが豊富な食べ物と合わせる
- 食べる量は一日250gを目安に
- よく噛んで食べる
- 食事の最初に食べる
ビタミンDが豊富な食べ物と合わせる
こんにゃくに豊富なカルシウムは体内に吸収されにくいため、ビタミンDと一緒に摂るのがおすすめです。食品によって異なりますが、カルシウムの吸収率はわずか2~3割と考えられています。
ビタミンDを摂ることでカルシウムの吸収を促せます。ビタミンDは、まいたけやしらす干し、卵などに多く含まれていますよ。(※10)
ビタミンDを摂ることでカルシウムの吸収を促せます。ビタミンDは、まいたけやしらす干し、卵などに多く含まれていますよ。(※10)
食べる量は一日250gを目安に
グルコマンナンは消化器の中で水を吸い、膨張する性質があります。そのため、大量に摂ると下痢が起きるおそれも。
また、18~49歳女性の一日の食物繊維の目標量は、18g以上です。ほかの食材からの食物繊維摂取量を考えると、一日1枚(250g)程度までにとどめると良いでしょう。(※1,3,9)
また、18~49歳女性の一日の食物繊維の目標量は、18g以上です。ほかの食材からの食物繊維摂取量を考えると、一日1枚(250g)程度までにとどめると良いでしょう。(※1,3,9)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。