保管するときの注意点

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過炭酸ナトリウムは水分を含むと分解するため、保管の際にはガス抜きが必要。筆者が購入した商品の袋にも、ごく小さな穴が開いていました。

密閉性の高い容器に移し替えるとガスが発生して破裂するおそれがあるので、注意が必要です。また、水に溶かした液を密閉容器に入れて保存することも、NGです!

基本の使い方

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過炭酸ナトリウムは、水に溶かして使います。およそ30~40℃くらいのぬるま湯を使うと、より効果的です。一方、温度が低かったり高すぎたりするのはNG。効果があまり出ないので注意しましょう。

使用量は、パッケージの裏側に書いてある用途別の標準使用量を参考に。汚れの程度や範囲などによって、調整しながら使うとよいと思います。

実は……注意点がたくさん!

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パッケージの裏面には、「使用上の注意」がたくさん!使えない素材として、水洗いできないものはもちろんのこと、アルミや銅など金属類もたくさん書かれていました。

また、直接皮膚につかないようゴム手袋を使用する必要もあります。塩素系と違って匂いがないため、小さいお子さんが誤飲してしまうかも……という心配も。注意書きを隅々までチェックしてから、使い始めましょう。

こんなところ・こんなとき……家中で使える!

それではいよいよ、過炭酸ナトリウムを使ったお掃除の開始です!どんなときに使えるのか、代表的なものをご紹介しましょう。

水筒の茶渋落としに

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毎日のように使う水筒。ちゃんと洗っているつもりでも、しだいに茶渋が蓄積してしまうものですよね。そんなときの漂白に、過炭酸ナトリウムを使うことができます。

使用方法は、ぬるま湯2Lに対して20~30gの過炭酸ナトリウムを溶かして30分ほどつけ置きするだけ。このとき外側の素材が使用不可なものである場合も多いので、内部にだけ水溶液を入れることをおすすめします。

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水筒の細かなパーツも、同じ配合の水溶液でつけ置き。凹凸があってどうしても洗い残しが出る部分も、すっきりときれいになります。

このほか食器やコンロ回りのパーツなど、キッチンで気になる汚れの漂白・除菌に使ってみましょう。消臭効果もあるので、清潔に保ちたい場所におすすめですよ♪

布製品の黄ばみ・黒ずみに

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一日の終わりのキッチンリセットに、クロス類を漂白することが多いですよね。この場合は、ぬるま湯2Lに20~30gの過炭酸ナトリウムを溶かした水溶液でつけ置きしてみましょう。染みや黄ばみだけでなく匂いまですっきりと取れて、次から気持ちよく使えますよ。

また、洗濯機で衣類を漂白することも可能。ぬるま湯30Lに対して20gの過炭酸ナトリウムを溶かし、洗剤と一緒に入れて洗いましょう。色柄ものにも使えるので、とても便利です。
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