蜜蝋ラップ「aco wrap」の使い方

作った料理や食材の保管に

Photo by akiharahetta

ラップの使い道で一番多いのが、何といっても料理の保存ですよね。まずはお皿で試してみましょう。プラスチック製に比べ厚みがあるので、うまく密封できるのかが気がかりでしたが、手で温めるとやわらかくなり、しっかり器にくっつきました。

冷蔵庫に入れると冷えて固まり、ぴたっとフタをした状態に。通常のラップに劣らぬ機能性です。むしろ厚みがあるぶん安心感があります。

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ガラス保存容器にも使ってみました。ぴったりくっついてフタの隙間を埋めてくれ、しっかり密封!なんとフタのがたつきも解消してくれたんです。密着していたせいか、蜜蝋特有のべたつきがガラス容器に付着しましたが、スポンジを使って洗ったらきれいに落ちました。

手にも多少べたつきが残ることがありますが、蜜蝋は天然のハンドクリームにもなるものなので、まったく問題ありませんよ。むしろ手指を保護してくれるのが嬉しいポイント。

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半分にカットした玉ねぎを包んでみてわかったのは、天然の保存性のよさ。蜜蝋ラップ自体に適度なしっとり感があり、このまま2~3日冷蔵庫に入れておきましたが、プラスチック製ラップよりも乾燥しませんでした。

こんな使い方も

適度な通気性がサンドイッチに最適

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Lサイズでサンドイッチを包んでみました。きちんと折り目がつき、ランチボックスのようになるので、型崩れする心配もなさそうです。また、適度な通気性と保湿力があるので、紙よりも乾燥せず、プラスチックのように食材が蒸れて水滴が発生してしまうこともありませんでした。

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子どものお弁当に使用しているベテラン愛用者によると、「子どもが紙と間違えて捨ててしまわないように」とのこと。たしかに間違えそうです!食べ終えたあとは、たたんで持ち帰るよう伝えましょう。

折りたたんでお菓子の器に

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Mサイズを折りたたんで器を作ってみました。ちょっとしたお菓子なんかを入れるのにぴったりですよね。アウトドアでも使えるし、深さだって調節可能!お弁当の仕切りにも使えそうです。

マイ箸やマイストローの持ち運びに

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ベテラン愛用者から教えてもらった、もうひとつの実用例。マイ箸やマイストローだけでもエコなのに、さらに「aco wrap」に包んで持ち運ぶ、おしゃれで気の利いたアイデアです。カチャカチャぶつかったりせず、快適な使い心地でしたよ。

使用上の注意点

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蜜蝋ラップは熱に弱いので、電子レンジにかけたりお湯を使って洗うのはNG。お湯で洗えないので、菌が繁殖しやすい肉や魚などの生ものを包むのはやめましょう。また、蜜蝋は酸に弱いので、レモンやキウイなどの酸が強い食品も避けてください

はちみつアレルギーの方、1歳未満の乳児の口に入るものには、使用しないようにしましょう。

使用後のお手入れ・保管方法

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使用後は、やわらかいスポンジか手で水洗いします。汚れが気になるときは、洗剤を使ってもOK。ただし、耐熱性はないので食洗器では洗えません。必ず水で洗いましょう。

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洗い終えたら、布などでやさしく拭くか、軽く水を切って自然乾燥させましょう。キッチンの片隅などに吊るして乾かせば、場所も取りませんよ。

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保管は常温でかまいませんが、暑い時期は冷蔵庫がおすすめだそうです。すぐ手が届く場所に置いておくと便利ですよね。折らずに保管できればベストですが、場所をとってしまうので、丸めるかふんわりと折って収納するといいでしょう。
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