ライター : macaroni_press

昆虫食 “ANTCICADA” のクラフトビール「コオロギビール」

Photo by Hiroki Yamaguchi design by タカキアキラ

食材としての昆虫の魅力を伝えようと活動している「ANTCICADA(アントシカダ)」が、コオロギを原料としたクラフトビール「コオロギビール/ Cricket Dark Ale」の先行販売をクラウドファンディングにて開始しました。

Photo by 株式会社Join Earth

コオロギビールは、過去に渋谷PARCOで行われたポップアップ販売で、当初の想定より多い800杯以上が完売。その後は再販の問い合わせも多数あった注目のクラフトビールです。

より身近に、遠方の方でも楽しんでほしいという想いから、この度瓶ビールとして販売されます。

コオロギビールの特徴

国産コオロギを使用した黒ビール

Photo by 株式会社Join Earth

「コオロギビール/ Cricket Dark Ale」は、こだわりの国産コオロギを使って製造した黒ビールです。丁寧に焙煎したフタホシコオロギとローストモルトを麦汁に加え、コオロギの香りとうま味を存分に引き出しています。

原料には「太陽グリーンエナジ―株式会社」(埼玉県比企郡)のフタホシコオロギを使用。室温・湿度管理を徹底した最適な環境下で、社食のロスで出る野菜などを餌に育てられています。収穫後も、丁寧な洗浄と熱処理を加えた、安心安全なコオロギです。

クリーミーな口当たり、重厚感のあるコオロギの味わい

Photo by 株式会社Join Earth

コーヒー、カカオ、強く焦がしたキャラメル、カモミールのような香りが先行し、口に含むとスタウトらしい苦味とコク、キャラメルの香り。苦味とうま味の余韻が長く続きます。

Photo by ビール粕を餌にしたコオロギを使用したビール作りの流れを示した表

また、飼育中のコオロギの餌には、ビール作りで残るビール粕を使用。食いつきがよく、収穫したコオロギの味も優れていたため、「ビール粕を餌にしたコオロギ」を使用したロスの少ないビールの開発にも取り組んでいます。

Photo by 株式会社Join Earth

環境にやさしく、栄養価も高い昆虫食は、今世界的にも注目されています。食料ロスの観点からも地球にやさしく作られた「コオロギビール」をぜひ、味わってみてくださいね!

商品概要

■商品名:「コオロギビール / Cricket Dark Ale」
■使用素材:フタホシコオロギ(福島県産)、麦芽、ホップ、酵母
■内容量:330cc
■販売:クラウドファンディングにて先行販売。今後は、ANTCICADA店舗やECサイトなどでも販売準備中。
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