ライター : 嶋田コータロー

お土産マイスター

兵庫県在住のお土産マイスター(観光特産士マイスター保有)。子供のころから甘党で初恋の相手はおはぎ。各地の銘菓やご当地モノに目がなく、これまで500以上のお土産菓子を食べてきま…もっとみる

新食感の長崎カステラ!和泉屋「カステララスク」

Photo by 和泉屋

長崎のお土産といえば、400年以上の歴史をもつ、南蛮由来の「カステラ」が有名。しっとりかつふんわりした口当たりがおいしい焼き菓子です。そんなカステラを“ラスク”にしたお菓子があることを知っていますか?

この記事では、長崎県雲仙市の「和泉屋」が手がけるカステララスクの2種類をご紹介。ラスク作りの秘話やおいしさの秘密を、専務取締役である井上隆さんにお聞きしました。

ひと味違ったカステラの味を楽しみたい人は、要チェックですよ!

カステララスクはどうやって作るの?

Photo by 和泉屋

長崎カステラは、半生菓子と呼ばれるジャンルで、クッキーなどの焼き菓子と比べると日持ちがしません。そんなハンディキャップに目をつけた和泉屋。「長崎カステラのおいしさをもっと伝えることができる菓子を作れないか」と思案の末に生まれたのが、カステララスクなのです。一体、どうやって作っているのか気になりますよね。

作り方が気になります。通常のカステラをラスクにしているのでしょうか?

井上さん(以下、井上):いえ、実は通常のカステラとは配合を変えて、ラスク専用で焼きあげています。通常のカステラを二度焼きしてラスクにすると、硬くなり過ぎてしまうんです。

作り方ですが、雲仙のふもとにある契約養鶏場から毎日送られてくる新鮮な卵を工場で割卵し、和三盆糖をはじめ厳選した原料で専用のカステラを焼きあげます。

温度・湿度が管理された部屋でひと晩冷まし、食べやすいスティック状にカットします。その後、オーブンで焼き上げ、1本ずつ包装して箱に詰めれば完成です。

一本一本並べていくのは、職人の手作業!

Photo by 和泉屋

焼きあがったラスクを取り出している様子
カステラを製造するときとは違うむずかしさがあるのかなと思い、職人さんにお聞きしたところ「ラスクになる前の状態のカステラは、細く生地がもろいんです。なので、形を崩さないよう、一本一本手作業で丁寧にオーブンに並べていく作業は、非常に神経を使います。」と話してくださいました。

てっきり機械でやるものと思っていたので、手作業と聞いて大変驚きました。カステララスクは、思った以上に繊細なお菓子なんですね。

まろやかな味わいで大人気「和三盆長崎カステララスク」

Photo by 嶋田コータロー

3種詰合せ24袋入り1,190円(税込)
和泉屋の「和三盆長崎カステララスク」は蜂蜜、黒糖、抹茶の3種類。バラエティ豊かなラインアップで、甘味にこだわって作られていますよ。

「和三盆長崎カステララスク」の特徴を教えてください

Photo by 嶋田コータロー

井上:一番のこだわりは、先ほど申し上げたラスク専用に配合を変えたカステラを焼きあげて使用している点です。また、徳島県産の阿波和三盆糖を使用している点も、当社の特徴です。

一般的に上白糖と比べて、和三盆糖のほうがまろやかな味わいになると言われています。なので和三盆糖を加えることで、やさしい味わいのカステララスクに仕上がるんです。

和三盆糖のやさしくまろやかな甘さと風味が、カステララスクのコンセプトに近いので、より魅力的なおいしさを求めて、和三盆糖を使用することにしました。

Photo by 嶋田コータロー

小ぶりサイズのカステララスク。食べるときにボロボロとこぼれてしまわないように、またサクッとした食感が楽しめるように、サイズにもこだわって作られているんですよ。

サクッとした食感に続き、じわじわとカステラの風味が広がってきます。ラスクになっているとはいえ、味はカステラそのもの!和三盆糖の上品な甘さが活きていて、ひとつふたつと、食べる手が進みます♪

通常のしっとりしたカステラに慣れているので、サクサクした食感は新鮮でいいですね。「和三盆長崎カステララスク」には、3種類が入った24袋入りや33袋入りもあります。たくさん入っているので、職場で配るためのお土産としてもおすすめです。
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