2.【マレー系】ナシ・レマ

マレーシアの朝ごはんの定番で、街の小さなごはん屋さんからホテル、果ては飛行機の機内食メニューとしても親しまれている、マレーシアを代表する料理です。

ごはんをココナッツミルクで炊いているのがポイントで、鶏肉、牛肉、羊肉などを煮込んだものがメインになります。また、付け合せにはサンバルソースに輪切りのきゅうり、揚げた小魚とピーナッツがついてきます。

3.【インド系】ロティ・チャナイ

こちらも朝ごはんの定番「ロティ・チャナイ」。一見、インドの平たいパン「ナン」のような雰囲気もありますが、卵やチーズ、サーディン、カヤ(ココナッツミルクと卵のジャム)などを挟むことがあって、フレーバーが豊富。ピリ辛のサンバルソースやカレーをつけていただきます。

4.【インド系】ビリヤニ

マレーシアにあるインド系大衆食堂の定番「ビリヤニ」。生姜、シナモン、ローリエ、ミント、コリアンダー、ギー、ナツメグ、カルダモンなど、マレーシア定番の香辛料とごはんを一緒に炒めて作られる料理です。

カレー、お惣菜と一緒にいただくので、定食のようなひと品。ビリヤニが主役というよりも、白いごはんの代わりにビリヤニを選択するのがマレーシア・スタイルです。

5.【中国系】バクテー

マレーシア中華を代表する料理「バクテー」。マレーシアに出稼ぎに来た中国人によって作られるようになったスタミナ料理で、イスラム色が強いマレー系料理では使わない豚肉の使用もOKです。

材料には漢方、骨つきの豚肉、しいたけ、厚揚げ、湯葉などを使用。スープありのものと、汁なしのものがあってごはんとの相性抜群のメニューです♪

6.【中国系】チキンライス

日本のチキンライスはケチャップで炒めたごはんですが、マレーシアでは蒸し鶏とごはんがセットでやってくるメニューなんです。チキンライス、海南鶏飯、カオマンガイなど、呼び方はさまざま。蒸した鶏、鶏だしスープで煮込んだごはん、チリソースが定番セットです。

お家でも炊飯器を使って簡単に調理できるので、興味がある方はぜひ作ってみてください♪

7.【ニョニョ系】ポピア

マレーシアの春巻き、クレープとして親しまれる「ポピア」。クレープのような薄皮の生地に切り干し大根のように炒めたカブ、薄焼き卵、豚肉、エビ、レタス、きゅうりなどを巻き込んで作られる料理です。中国系、ニョニュ系の家庭では、旧正月に食べる縁起がいい食べ物とされています。
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