ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

話題の新作!「タピりすぎ~。」

Photo by muccinpurin

「タピりすぎ~。やりすぎタピオカミルクティー味バー」159円(税込)
2020年3月10日(火)、一連のタピオカブームも落ち着いてきたころ、「タピりすぎ~。やりすぎタピオカミルクティー味バー」が発売されました。

ブームの落ち着きとともに、寒い冬の間タピオカから離れていた方も多いはず。気温が高くなり、また久々に飲みたいな、と思ったところにちょうどいいタイミングでタピオカアイスが登場したわけです。

アイス好きの間では、すでに話題となっている本シリーズ。インパクト強めのパッケージが、セブン-イレブンのアイスコーナーでひときわ目立っていました。

セブンの「やりすぎシリーズ」とは…

Photo by muccinpurin

“やりすぎシリーズ” とは、赤城乳業がセブン-イレブン限定で発売する人気のアイスシリーズ。これまでに「さわやかすぎ~。やりすぎチョコミントバー」「おおすぎ~。やりすぎクッキーアイスバー」「すっぱすぎ~。やりすぎレモンバー」の3種が発売されました。

どれも個性的なネーミングとやりすぎ感満載の味わいで、発売するや否や売り切れが続出。新作が出るたびにSNSがざわつくアイスと言われてきましたが、どうやら今回は別の意味でSNSがざわついているようで……。

今度は “地味すぎ” 注意!?

Photo by muccinpurin

これまでのやりすぎシリーズと比べると、明らかに違うのがパッケージの地味さ。赤や黄色の派手なパッケージから一転、タピオカミルクティー色のお世辞にも華やかとは言えないパッケージです。

パッケージ表面の注意書きに目を凝らしてみると「色・形状ともにSNS映えは期待できませんのでご注意ください。」なるほど……ハードルを下げる作戦ですね。見た目ももちろん大事ですが、問題は味ですもんね!

Photo by muccinpurin

アイスそのものは70mlと大きすぎず、食後のデザートにちょうどよさそうなサイズ感です。アイスのところどころにうっすらと見える黒い影は、もちろんタピオカです。

たしかに、タピオカミルクティーの粒つぶほど映えませんが、思ったほど地味ではない気がします。さっそく、試食してみましょう!

結構タピオカが入ってる!

Photo by muccinpurin

断面を見てみるとどうでしょう。かなりの量のタピオカが見えますよね。どこから食べても、タピオカにいきつくような密度です。

しかも、これまでのやりすぎシリーズと同じように、冷凍庫から出したばかりでも食べごろのやわらかさなので、歯がキーンとなる心配もありません。もちろん、タピオカはもっちもち!

Photo by muccinpurin

筆者個人的な感想ですが、アイスになっていたほうが全体にタピオカが散りばめられているので、味や食感にブレがなく楽しめました。どこを食べてもタピオカに当たるって、かなり重要です。

しかも一杯400~500円以上するタピオカミルクティーと比べ、サイズが小さいとはいえ160円ほどのアイスは、かなりコスパが高めといえます。タピオカを毎日飲むよりも、タピオカアイスを毎日食べるほうが満足度が高く、お財布も喜ぶかも!?

ミルクティー味も甘すぎず、地味という点を除いては、アイスとしての完成度はかなり高めでした。

牛乳を注げば即席タピオカシェイクに!

Photo by muccinpurin

そのままでも充分おいしい「タピリすぎ~。」を、アレンジしてみました。

グラスに「タピリすぎ~。」をバーごと入れ、牛乳を適量注ぎます。そのまま数分待ってやさしくかき混ぜると……。

Photo by muccinpurin

あれよあれよという間にアイスが溶け、即席タピオカシェイクのできあがりです!アイスが半溶けになってきたころが飲みごろですよ♪

もともとアイスがたくさん空気を含んでいるので、溶けやすくのふわっふわの食感に。牛乳とタピオカアイスだけでできるので、とっても手軽なのに、満足度は格段にアップします。アイスをそのまま食べるのに満足したら、ぜひ試してみてくださいね!

地味でも満足度はかなり高め!

Photo by muccinpurin

ネーミングで惹きつけておいて、食感、味、コスパとすべての点で満足させてくれた「タピりすぎ~。やりすぎタピオカミルクティー味バー」。SNS映えしない、と言っておいてそんなことを感じさせない満足感。ガリガリ君やチョコミントアイスを生んだ赤城乳業、さすがアイスのプロでした……。

これから気温が上がってくるにつれ、アイスが恋しくなる頻度が増えるはず。おやつや仕事の合間の息抜きに、もちもちのタピオカアイスを味わってみてくださいね!
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ