ライター : macaroni 編集部レポート

注目のバナナジュース専門店

2019年からじわじわとブームになっているバナナジュース。数あるバナナジュース専門店のなかでも、いまもっともアツいのが「国産バナナ研究所」です。

店名のとおり、国産バナナのみを使ったバナナジュースがこのお店最大の特徴。人気テレビ番組でも紹介され、瞬く間に注目の的になりました。この記事では、気になるバナナジュースの味わいをレポートします!

千駄木「国産バナナ研究所」

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国産バナナ研究所は、JR「千駄木駅」から歩くこと約3分、谷中銀座のそばの庶民的な商店街の一角にあります。木曜日が定休日で、平日は10:00~18:00、土日祝日は10:00~18:30までの営業。

土日だけ閉店時間が違うので注意が必要です。最新情報はお店の公式インスタグラムでチェックすると安心ですよ。

人気の秘密は「国産バナナ」にあり

国産バナナ研究所最大のウリは、国産のバナナを使っていること。バナナといえばフィリピンや台湾、エクアドル産などが有名ですが、それもそのはず。

市場に出回るバナナのほとんどを輸入で賄っていて、国産のバナナは0.1%前後とごくわずかなんだそうです。そんな貴重なバナナを使ったバナナジュースということで、ますます味が気になります。

国産バナナ5種から好みのものをセレクト!

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国産バナナ研究所では、5種類の国産バナナのなかから好みのバナナを選ぶスタイル。S(ショート)とR(レギュラー)からサイズが選べ、ココアやエスプレッソ、チョコレートなどをトッピングすることができます。

バナナの選択がまた悩ましいところですが、今回はうまみを最大限引き出しているという鹿児島県南九州市で作られた「神バナナ」と、岡山県玉野市で作られた皮ごと食べられるバナナ「玉野乃美果月(たまのみかづき)」をセレクト。「玉野乃美果月」にはココアを追加してみました。

いずれもレギュラーサイズで700円以上。バナナジュースにしてはやや攻めた価格ですが、国産材料にこだわっていることを考えれば、相応の値段なのかもしれませんね。

全国各地のバナナを楽しめる

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バナナ以外には北海道の特選4.0牛乳のみを使っていて、バナナそのものの味を大切にしている様子。温かい沖縄でバナナができるのは想像できますが、意外や意外、なんと関東でもバナナが作られているではありませんか!

「ほかの産地のバナナも気になるな……」などと考えているうちに、オーダーしたバナナジュースができあがってきました。国産バナナを使ったバナナジュースがどんな味なのか、ワクワクします!

1. 甘さ際立つバナナ界の王様「神バナナ」

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「バナナジュース 神バナナ」S/550円、R/920円(税込)
まずは、名前のインパクトから頼まずにはいられなかった「神バナナ」から試飲してみました。その甘さから、「バナナ界の王様」と呼ばれているらしいのですが……。

ひと口飲んでみて、噂通りそのすっきりとした甘さに驚きました。砂糖を使っていないので当然ですが、甘すぎることがなく、素朴なバナナの甘さをしみじみ感じることができます。例えていうならば、スーッとからだに染みわたる感覚。

氷も砂糖も使わない、バナナと牛乳だけのシンプルな味わいだからこそ、バナナの風味を極限まで引き出している印象です。国産バナナは、輸入のバナナと比べて約1.5倍の栄養素が含まれているそう。さらに無農薬なので、お子さんやご高齢の方も安心して飲むことができそうです。
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