洋食の高級食材といえば

白トリュフ

黒トリュフだけでも高級なのですが、特に貴重とされているのが白トリュフです。「世界三大珍味」のひとつとされ、世界一のキノコといわれています。黒トリュフと白トリュフは味や香り、食感も違います。ただ、どちらも最大の特徴は香りです。 新鮮な土の匂いや森の中の匂い、加熱しないと食べれないのが黒トリュフ。採れる量が少なく、生でも食べることができ、濃厚で上品な香り、恍惚で芳香な香り、スパイシーな香りと、人によって香りの感じ方が異なるのが白トリュフです。

キャビア

世界三大珍味のひとつ、キャビア。チョウザメの卵を塩漬けしたものです。見た目は黒い粒々、魚卵なのですがねっとりしていて濃厚な味がします。 キャビアにもいろんな種類があります。基本的には黒いのですが、色が薄くなるほど高級になります。ベルーガ、オセトラ、セヴルーガなどが超高級とされています。 稀に黄金色のキャビアが採れることがあるそうです。黄金色は高級を通りこし究極のキャビア。もちろんお値段も究極です。

フォアグラ

トリュフ、キャビアと続き、世界三大珍味の最後にご紹介するのがフォアグラです。こちらも高級食材として有名ですよね。結婚式などで食べることが多いと思うのですが、高級食材のため量も多くなく、結局、味が分からないって人もいるのでは。 フォアグラは、お肉ではありません。アヒルやガチョウの肝臓になるので、焼肉に例えるとホルモンに分類されます。こってり好きさんにはたまらない濃厚さ。あん肝をもっともっと濃厚にしたような独特の味わいです。

マンガリッツァ豚

もこもこの巻き毛に包まれたかわいらしいマンガリッツァ豚。流通することも稀なマンガリッツァ豚は、ハンガリーで国宝に認定されている「食べられる国宝」です。 マンガリッツァ豚は、脂肪率世界No.1の豚でもあり上質な脂身がとれ、その脂肪に包まれた肉は、赤く濃厚な味わい。現在、ミシュラン星つきレストランかハンガリー国内でしか食べることができません。 国宝を食べていいの?と思うのですが、食べる人がいるからこそ、飼育が可能な頭数が保たれているとこのことです。

ロバのチーズ

ロバのチーズは世界一高く、味も別格。「ドンキーチーズ」と呼ばれセルビア共和国でも特産品になっています。セルビアのなかでも一部の地域で年に一度、秋しか作ることができない希少価値の高いチーズです。 チーズにしてはお値段も超絶!1kgあたり10万円越えもあるとのことです。そんな価格帯でもアラブやイギリス、シンガポールの富裕層が好んで購入しているんだそうですよ。
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