育て方

水やり

オリーブの水やりの方法は、鉢植え、地植えで異なります。鉢に植える場合には土が乾いたらその都度たっぷりあげましょう。特に乾きやすい6月から9月は欠かさないように注意。湿気を嫌う植物なので冬場は10日に1回ほどの水やりでOKです。 地面へ植え付ける場合には基本的に水やりの必要はありませんが、植え付け直後や梅雨明け、夏には水やりするようにしましょう。夏場は朝から夕方、冬は午前10時頃などがおすすめです。

日当たりや置き場所

オリーブは日光と乾燥した空気を好む植物なので、置き場所や植える場所はなるべく日当たりのいい場所にするといいですよ。 どの品種のオリーブもそうなのですが、寒さへの耐性がだいたいマイナス3度までしかないので、東北よりも北で栽培する場合には、地植えではなく鉢植えで育てたほうが安全です。 ただし、果実をつけるためには、年に10日ほど10度以下の環境に置いておく必要があるので、お部屋の中でも置く場所は調整するようにしましょう。

肥料

2月から3月に元肥、芽吹く前と開花後の6月に追肥、そして果実をつけた後のお礼肥の3回の肥料を与えるといいでしょう。 元肥は基本的に石灰質を含む土に有機肥料を混ぜ込みます。化学肥料を使う場合には、緩効性のものを株元から離して置くように。追肥やお礼肥は即効性のある化学肥料が好ましいとされています。

植え替え

鉢植えのオリーブは、根がつまり気味になったら鉢を大きなものに植え替えるようにしましょう。植え替えるのに適している季節は4月から10月の間で、寒さが緩んだ4月の初め頃が一番適していると言われています。 方法は鉢から株を取り出したら、新しい培養土を入れたひと回り大きな鉢植えに植え替えるだけ!鉢の大きさを変えずに植え替えする場合は、株の根を切り詰めて植えます。 どの品種でも、どこへ植え替えた場合でも、最後には水をたっぷりあげるようにしましょう。

おうちでも簡単にオリーブ栽培♪

1年を通して緑色の葉が茂るオリーブの樹は、観葉植物としても見応えたっぷり。直立性の品種を選べば、お部屋の中やベランダでもスペースを取らず邪魔になりませんよ。何かグリーンを育ててみたいと考えている人は、観賞用の観葉植物以外にも、緑もお花も果実も楽しめるオリーブを育ててみるのはいかがですか?
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