ライター : 朝戸尚子

管理栄養士 / webライター

インド料理屋さんで食べられる「ナン」とは?

日本ではインド料理のイメージのあるナンですが、インドだけでなくパキスタンやイランといった中央アジアで広く食されている食べ物です。

ナンは小麦粉に塩や砂糖を加えてこね、発酵させた生地をタンドールという釜の内壁に貼り付けて焼き上げます。

ナンのカロリー・糖質量

重量カロリー糖質
ナン1枚/100g257kcal45.6g
チーズナン1枚/142g415kcal69.2g
(※1,2)
ナン(1枚100g)とチーズナン(1枚142g)を比較すると、カロリー、糖質量ともにチーズナンの方が多いことが分かります。同じ重量に換算して比較してもチーズナンの方がカロリーと糖質を多く含むので、食べ過ぎには気を付けましょう。

その他主食との比較

カロリー糖質
ナン257kcal45.6g
ごはん156kcal35.6g
食パン248kcal42.2g
(※3,4,5)
ほかの主食と100gあたりで比較すると、ナンはごはんと比べてカロリーが高く、糖質量も多いことが分かります。ナンは小麦粉に塩や砂糖を加えてこねて作るパンの一種なので、食パンの栄養価と大きな差はありませんね。

ダイエット中ナンを食べるときにカロリーを抑える方法は?

カロリーを抑える方法は?

  1. 低カロリーのカレーと組み合わせる
  2. 食べ過ぎない
  3. プレーンのナンを選ぶ
  4. 野菜を最初に食べる

低カロリーのカレーと組み合わせる

ナンは決して低カロリーとはいえないので、ナンと組み合わせるカレーはなるべくヘルシーなものを選びましょう。

おすすめは食物繊維の豊富な野菜や豆がたくさん使われているカレーです。多くのインドカレー屋ではほうれん草のカレーや豆のカレーが選べることが多いので、ぜひ試してみてくださいね。

食べ過ぎない

ナン1枚のカロリーは257kcal、糖質は45.6gと高いため、食べ過ぎには注意が必要です。外食でインドカレーを食べるとナンのおかわりが無料でできることがありますが、食べたい衝動をぐっとこらえて1枚に収めましょう。(※1)
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