ライター : 椛嶋 貴子

管理栄養士

かぼちゃがダイエットに向いている理由

ダイエットに向いている理由

  1. 便秘対策になる
  2. むくみ対策になる
  3. 急激な血糖値の上昇を抑える

便秘対策になる

かぼちゃには食物繊維が含まれています。食物繊維には腸内環境を整えるはたらきがあり、便秘対策に役に立ちますよ。

便秘をしているとダイエットをしていてもなかなか結果が出ない原因に。食物繊維を摂ることで腸内の老廃物を排出させ、善玉菌を増やして腸内環境を整える作用が期待できます。ダイエット中の便秘対策に食物繊維豊富なかぼちゃは役立ちますね。(※1,2,3)

むくみ対策になる

かぼちゃにはカリウムが含まれています。カリウムはむくみ対策に役に立つ栄養素です。

むくみの原因は水分代謝が滞ることがあげられます。体の水分代謝にはナトリウムも深く関係しており、このナトリウムを尿として排泄する作用があるカリウムは、むくみ対策にとても役立つといえますよ。(※1,4)

急激な血糖値の上昇を抑える

かぼちゃに含まれる水溶性食物繊維には、糖質の吸収速度を緩やかにし、食後の急激な血糖値の上昇を抑えるはたらきがあります。

血糖値の急激な上昇は脂肪をため込みやすくする原因になります。そのため、ダイエット中には避けたいところですね。血糖理の上昇を抑えることができるかぼちゃはダイエットの強い味方となりますよ。(※5,6)

かぼちゃの栄養価をほかの食材と比較

カロリー糖質食物繊維カリウムβ-カロテンビタミンC
かぼちゃ78kcal17.1g3.5g430mg2,600μg43mg
さつまいも127kcal30.3g2.8g380mg40μg25mg
にんじん35kcal6.5g2.8g300mg8,600mg6mg
じゃがいも51kcal6.1g9.8g420mg2μg28mg
(※1,7,8,9)
※100gあたりで算出
ほかの食材と比較してみると、かぼちゃにはカリウムが多く含まれていますね。ビタミンCも比較品目のなかではもっとも多く含まれています。β-カロテンはにんじんには及びませんが多く含まれていることがわかるでしょう。

また、かぼちゃもさつまいもも甘さが特徴の食材ですが、さつまいもと比較するとかぼちゃの方が糖質が低いことがわかります。

かぼちゃダイエットのやり方とは

かぼちゃダイエットのやり方

  1. 食前に食べる
  2. 間食として食べる
  3. 主食の代わりに食べる
かぼちゃダイエットのやり方はとても簡単です。

食前にかぼちゃを食べると、食べ過ぎを抑えることができます。また、間食の代わりに食べるのもおすすめですよ。同じ量のごはんやパンと比較すると、低カロリー・低糖質であるため、主食の代わりに食べることもおすすめです。(※1,10,11)
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