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4. ライチ
中国原産の南国フルーツ「ライチ」。楊貴妃が愛したフルーツとしても知られ、中国南部から長安(現在の西安)まで数日かけてライチを運ばせたという逸話も語り継がれています。
日本には江戸の終わりに、鹿児島県にもたらされたとされており、現在は日本国内では沖縄県、世界では中国、台湾、インドで栽培されています。
ライチは皮の状態を見て選ぶといいでしょう。ハリがあって、皮が黒ずんでいないものは中の実も新鮮でジューシー♪
おいしい食べ方
皮をむいて生で食べるほかは、リキュールの原料として楽しまれるライチ。タイやマレーシアなど東南アジアでは、スムージーの材料としてもポピュラーです。
変わり種タイプの南国フルーツ
5. ドリアン
チクチクと硬い殻に包まれた南国フルーツ「ドリアン」。殻を割るとお野菜が腐ったような悪臭を放つことから、世界的に見ても好き嫌いが別れるフルーツとされています。「フルーツの王様」と呼ばれることもあり、東南アジアなどに行くと必ず食べるという人も多いはず。
タイやインドネシアなど東南アジアで栽培され、日本には生食と冷凍両方で輸入されています。
ドリアンは殻の中で5つの部屋に分かれており、その中にひとつずつ実が入っています。殻の形がすぼんでいたり歪んでいるとと、中の実が小さかったり入っていないということがあるので、殻の形が均等に膨らんでいるものを選びましょう。
おいしい食べ方
殻をむき、中の果実を食べるのが基本の食べ方。ほかには、クリーム状に加工したドリアンを、シュー生地やパイ生地で包むお菓子が中国や東南アジアで人気です。
また、アイスやキャンディーなどに加工すると、あの独特の臭みを感じないので生よりも食べやすくなると言われています。
6. スターフルーツ
カットした断面が星型に見えることから、その名前がついた「スターフルーツ」。ジューシーで甘酸っぱく、サクサクした食感のフルーツです。
原産地は諸説ありますが、マレー半島やジャワ島など東南アジアだと言われています。日本では18世紀ごろやって来たと言われ、現在は主に沖縄県で栽培されています。
果皮が黄色いスターフルーツは、皮にハリがあり重みがあるものを選ぶと食べごろです。
おいしい食べ方
皮をむかずに食べられるスターフルーツは、薄くスライスしてそのまま食べたり、サラダやフルーツの盛り合わせに使われます。見た目も特徴的なので、プレートの上が華やかになりますよ。また、砂糖漬けやピクルスにしてもOK!
台湾では、スターフルーツをお砂糖やお塩、レモン汁を使って煮込んだ飲み物のも人気です。見た目も味わいも、お料理のアクセントになっていいですね♪
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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