種類によって違う?紹興酒の度数とおすすめの飲み方

中華料理店などで飲むことの多い紹興酒ですが、実は種類がいくつかあることをご存知ですか?今回は紹興酒の種類別に、アルコール度数や味の特徴などを詳しく解説していきます。おすすめの飲み方もあるので、紹興酒を飲む前にぜひチェッしてみてください!

2019年7月18日 更新

中国の代表酒「紹興酒」とは

紹興酒は餅米と麦麹を発酵させて作る「老酒」のうち、浙江省紹興市で作られ、鑒湖(カンコ)の湧き水を使用したものを指します。数千年前から作り続けられていて、世界3大美酒のひとつとして人気。

製法方法によって、元紅酒(げんこうしゅ)と加飯酒(かはんしゅ)、善醸酒(ぜんじょうしゅ)と香雪酒(こうせつしゅ)の4種類に分けられるのはご存知ですか?飲み比べてみると、それぞれアルコール度数や糖分、風味の違いがわかりますよ。

1. 紹興酒の定番「元紅酒」

「元紅酒」は古くから伝わる基本的な製法で作った紹興酒で、中国では一番よく飲まれています。糖分が0.5%しかなく、ほかのタイプと比べてきわめて辛口であることが特徴。名前の由来は、かつて貯蔵するかめが朱紅色であったことです。

蒸したもち米に米粉などを水で練って作る酒母や麦の麹などを加えて発酵させ、圧搾、熟成を経て作られています。

アルコール度数

元紅酒のアルコール度数は、15~16℃です。一般的な日本酒と同程度ですが、12~14℃が平均のヨーロッパワインと比べるとグッと高くなっています。とはいえ、紹興酒の中では低めな方です。

おすすめの飲み方

辛口の元紅酒は、ほんのり温めぬる燗にしてストレートで飲むのがおすすめです。元紅酒独特のほろ苦さや、香りが引き立ちますよ。

おつまみには、鶏料理や鴨料理などの肉料理がよく合います。ふだん紹興酒を飲みなれていない方は、梅干しの砂糖漬けを加えてもおいしくいただけます。

2. 日本で人気の「加飯酒」

「加飯酒」は日本で一番多く輸入されている紹興酒です。元紅酒よりもふんだんにもち米や麦の麹を使っていることと、3年から5年もの長い年月をかけてじっくりと熟成させて作られます。

中には15~20年という長期にわたって熟成させた、最高級品も。これらは酸味や雑味がなく、いっそうまろやかな味と豊かな香りを感じられます。

アルコール度数

「加飯酒」のアルコール度数は、17~18℃と紹興酒の中でも高い傾向にあります。日本酒でいえば、水を加えずに作る原酒と同じくらいです。度数は高いながらも、ほんのりした甘みとコクを味わえます。
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