目次
小見出しも全て表示
閉じる
家庭料理の定番「さば」について詳しく知りたい
脂がのったさばは、揚げ・煮込み・刺身といろんな調理法が楽しめる食材です。普段は「さば」と呼ばれているのが聞きなれていますが、正式名は「マサバ」と呼ばれスーパーで販売されているのも「マサバ」になります。
青魚トップクラスの「さば」の栄養素
レチノール
肉や魚などの動物性食品に多く含まれ、脂溶性のため油に溶けやすい性質があります。熱や酵素・光・酸によって壊れやすいのが特徴です。視覚を調整する働きや、皮膚や粘膜を正常に保つ役割もあります。
ナイアシン
アルコールの分解に不可欠な栄養素で、水に溶けやすく熱でも壊れにくい性質が特徴です。たんぱく質や脂質、炭水化物の代謝を助け、アルコールやさまざまな有害物質を分解する効果が期待できます。
DHA
脳や神経組織の材料となる働きがあり、血液や脳神経に深いかかわりを持つ性質が特徴的です。
血液を流れやすくしたり、血管のつまりを防ぐなどの働きがあります。また、アレルギー症状を和らげる作用も期待できます。
ビタミンD
脂溶性のビタミンで、骨の組織に関連する働きをするのが特徴的です。カルシウムやリンの吸収を促進させる働きで骨の形成を助ける働きがあります。血中のカルシウム濃度を一定に保つ働きも期待できます。
ビタミンB12
赤血球や神経細胞に深いかかわりがあり、たんぱく質との合成によって胃から吸収される栄養素です。
鉄分不足で起こる貧血の症状を和らげ、細胞の合成や修復をする働きで口内炎の症状を和らげる効果も期待できます。(※1)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。