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ヴェネツィア郷土料理の絶品パスタを堪能! 八丁堀「ステッソ・エ・ マガーリ・シック」
イタリア北部、ヴェネツィアの郷土料理が楽しめる、東京・八丁堀のイタリアン『stesso e Magari CHIC(ステッソ・エ・ マガーリ・シック)』。
ヴェネツィア料理の特徴は、アドリア海で獲れる新鮮な魚介類をふんだんに使うこと。また、イタリアといえばオリーブオイルのイメージが強いが、ヴェネツィア料理ではあまり多用しない。素材そのもののうまみを引き出すことを重視し、乳製品を合わせることが多いそうだ。
同店では、ピッツァやカルパッチョなど日本でメジャーなイタリアンではなく、「ちょっと田舎っぽい素朴な郷土料理がベース」とシェフは語る。
数あるメニューの中でも、自家製の「パスタフレスカ(イタリア語で生パスタ)」が特にオススメ。
コースでは、ラビオリの一種「トルテッリ」写真上)や、手長エビを使った「タリオリーニ」など、味わいの全く異なる種類豊富なパスタフレスカが楽しめる。
ペアリングも対応しており、イタリアワインをはじめ、スピリッツ、リキュール類など、豊富な種類から組み合わせることが可能。
北イタリア郷土料理と、現代のエッセンスを共作させた“モダン・ヴェネチア料理”が楽しめる、貴重な一店だ。
日本唯一のマルタ料理専門店! 新橋『レストランマルタ』の「フティーラピッツァ」はクセになるおいしさ
イタリア・シチリア島の南に位置する島国、マルタ共和国。
ここマルタの郷土料理はイタリア料理がベースだが、近くにあるギリシャやチュニジアの影響も色濃く受けているため、スパイス使いが実に多彩。新橋の『レストラン マルタ』は、日本で唯一専門店としてマルタ料理を楽しむことができる。
名物「フティーラ ピッツァ」(写真上)は、濃厚な2種のチーズ、うまみの強いマルチーズソーセージ、ラードで揚げたジャガイモなど、10種類ほどの具材を合わせたボリューム満点の一品。ヒダ状になった部分の生地はパリパリザクザク、底の部分はもっちりとしていて、一枚で何通りもの食感が楽しめる。
他にも、多様なスパイス使いが魅力的な前菜(写真上)や、マルタワインなども豊富に揃う。マルタ共和国の首相も来店したという、本格的な味わいを堪能しに行こう。
マニアックすぎ!? イタリア北部フリウリ地方の郷土料理が楽しめる、三軒茶屋『ペペロッソ』
料理芸人クック井上。さんがイチ押しの餃子店を紹介する人気連載からは、三軒茶屋『ペペロッソ』で提供される「チャルソンス(Cjarsons)」(写真下)をご紹介。
イタリア北部のフリウリ地方の郷土料理だというこのメニュー。見た目は水餃子そっくりだが、もちろん皮はパスタ生地。卵は使わず、強力粉、塩、水を1日かけて練り上げ、さらに一晩寝かせることでもっちりとした食感を引き出している。
気になる具材は、ドライイチジクとペーストしたジャガイモ。それをシナモン、カカオ、塩、砂糖、バターで甘めに味付けし、パスタ生地で包んでいる。
仕上げに砕いたクルミ、ミントの葉、リコッタチーズ、砂糖をまぶせば完成。甘じょっぱいソースをかけていただくという、独特のスタイルだ。
他にも、「牛ハツのグリル」や「ラビオリ」など、フリウリ料理をリーズナブルな価格で楽しめる。
ワインとイタリアンビールも充実しており、500種以上のラインナップが揃うので、イタリアに行かずとも、本場の空気を思う存分味わえそうだ。
旬の食材をシンプルに味わう! 広尾『ラ トラットリアッチャ』で本場トスカーナ料理を
旬の食材を、フレッシュなオリーブオイルでシンプルに調理するトスカーナ料理。
広尾にある 『La Trattoriaccia(ラ トラットリアッチャ)』は、そんなトスカーナ料理を存分に味わえるレストランだ。
豚の頭部の肉をボイルし、複数の香辛料とともに固めた 「自家製ソップレッサータ」(写真上)は同店で特に人気の前菜。少しだけ豚足も混ぜることで、ゼラチン質を感じるうまみたっぷりの一品に仕上がっている。
その他、日本で目にする機会が少ない伝統的なパスタや、イタリアワインと相性抜群の肉料理も勢ぞろい。家族連れOKのカジュアルなお店なので、にぎやかな雰囲気のなかでトスカーナ料理を楽しむことができる。
ミラノ発の包み揚げピザ専門店が日本上陸! 代官山『イル パンツェロット』
今、イタリア・ミラノでは「パンツェロット」が大人気。「パンツェロット」とは、包み揚げピザのこと。イタリア・プーリア州の郷土料理で、第二次世界大戦の最中に生まれたといわれている。
片手で食べられる手軽な食べ物として親しまれており、現地では、日本でいうおにぎりのような存在。
そんなポピュラーなパンツェロットの専門店が、2019年1月に代官山にオープン。その名も『IL PANZEROTTO(イル パンツェロット)』。ミラノで人気のお店が、世界2号店目として選んだのが日本だった。
メニューは全部で8種類。一番人気はトマトソースとモッツァレラチーズの入った「CLASSICO(クラシコ)」(写真上)。
おかず系メニューだけでなく、ヌテラチョコスプレッドの入った 「CIOCCOLATA(チョコラータ)」(写真上)などおやつにうってつけのメニューも用意。
薄く伸ばしてから揚げた生地は、外はザクっと香ばしく、内側はしっとりもっちり食感。ひと口食べれば、クセになること間違いなしだ。
余分な油は切っているため、手掴みしても指に油が付きにくいのが嬉しいポイント。テイクアウトも可能なので行楽シーズンのお供にいかがだろう。
トスカーナのマンマの味! 絶品手打ちパスタが食べたければ、恵比寿『マンマ ルイザズ テーブル』へ
イタリア・トスカーナ地方の名物、手打ちパスタなら絶対ここ! という店が、恵比寿の『マンマ ルイザズ テーブル』だ。
人気は、もっちり食感の「自家製パッパルデッレ」(写真上)。
パッパルデッレとは、イタリア語で「豪快に食べる」「食いしん坊」という意味を持つ、トスカーナ州の極太リボン状パスタ。ラグーソースとの組み合わせは、トスカーナ州で最もポピュラーな味付けなんだそう。
〆のドルチェも実にクオリティが高い。「トルタ デッラ ノンナ おばあちゃんのタルト」(写真上)は、素朴な味わいがクセになると同店でも大人気のメニュー。
おしゃれなのに、なんだかホッと落ち着ける。そんなイタリアのマンマ、ノンナ(おばあちゃん)の味をお腹いっぱい楽しんで!
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