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自然素材の仕切りでお弁当を大人っぽく
自然な風合いや色味が人気の、わっぱやかご、竹製などのお弁当箱。いつもと変わらないおかずを詰めるだけでも、一気に様変わりします。とてもシックで大人っぽいビジュアルのお弁当ができあがりますよね。
しかし、中にプラスチック製やポップなデザインのペーパーの仕切りが見えてしまうと、ちょっと残念な仕上がりに。そんなときに大活躍するのが「自然素材の仕切り」です。
使うアイテムは2つ!「笹の葉」と「経木」
今回ご紹介するのは「笹の葉」と「経木(きょうぎ)」の2種類。どちらも自然素材なので、お弁当箱の素材感とも好相性なんです。
いざ使うとなるとハードルが高い感じがするのも確かですが、思い切ってトライしてみるとその使い方は意外と簡単。むしろ紙やプラスチックのものより使い勝手がいいかもしれません。仕切りだけでなくほかにも多様使いできるので、一度使うと手放せなくなりそうなアイテムですよ♪
1. 折ったり曲げたり自由自在。「笹の葉」の使い方
「笹の葉」は水煮やうす塩漬けになった状態で、真空パック包装されているものを使うと便利。パッケージを開けたら、使う分だけ軽く水洗いをしてキッチンペーパーで水気をふいて使用します。
キッチン用品のお店や、製菓素材コーナーなどで販売されていますが、通販でも購入することができますよ。開封前は常温保存できるので、見かけたらぜひ買い置きしてみてくださいね♪
お弁当箱の底に敷いて
笹の葉の一番簡単な使い方は、お弁当箱の底に敷くアイデアです。ご飯がお弁当箱にくっつくのを防ぎ、水分を適度に保ちます。
お弁当箱の縁からはみ出るように配置すると効果的。笹の葉の自然な色味がお弁当の彩りになり、シンプルな塩むすびでも洗練された印象に仕上がりますよ。
水気のある冷たい麺を詰めるときにも大活躍!笹の葉を敷くことで夏らしい雰囲気を演出し、笹の控えめないい香りで食欲もアップしそうです。
ただ敷くだけなのに、劇的にお弁当のビジュアルが変化!すぐに始められるアイデアとしておすすめです♪
折り曲げて仕切りに
笹の葉は折り曲げて、仕切りとして使うことができます。葉脈に沿って折って細長い仕切りにしたり、写真のように底に敷いた笹の葉を立ち上げて、ご飯とおかずの仕切りにしたりする方法もありますよ。
一度折っても自然と笹の葉の形に戻るので、何度でもやり直しがきいて使いやすさは抜群です。
お弁当箱の中が自然な素材で統一されていると、料理の色合いも引きたちます。小さな仕切りも大葉やエゴマの葉を使ったり、仕上げに山椒の葉などを飾るとさらに効果的ですよ♪
くるりと曲げておかずカップに
笹の葉は、仕切りだけでなくカップとして使う方法も。笹の葉を円錐状にくるりと曲げて、おかずの量に合った大きさのカップを作ります。
はみ出した部分を内側に折り込めばできあがり!紙製よりも格段に丈夫で、味や色移りをしっかり防げるカップを簡単に作ることができますよ。
麻婆豆腐のような、とろみのあるおかずを入れてもしっかりカップの形をキープ。深さや口径も自由自在に作れて便利ですよ。
おかずだけでなく、炊き込みごはんを入れてちまき風にする方法も。自由な発想で楽しんでみてくださいね。
かごのお弁当箱は特におかずが収まりにくく、詰め方のむずかしさを感じるアイテムのひとつ。お弁当箱に深さがあるので、笹の葉カップを使うとまとまりにくいおかずも安定します。
筆者は殻つきのゆで卵を笹の葉カップに入れてみましたが(※)、となりのおにぎりとの仕切りも兼ね、卵がすっぽりと籠のなかに収まりましたよ。とても便利です♪
※サルモネラ菌が付着してる場合があるので、おかずにつかないよう要注意してください
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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