ライター : dressing

フレンチ・イタリアンの技が光る、全く新しい一杯!

この記事は、豊かなフードライフを演出するWEBメディア「dressing」の提供でお送りします。
気鋭の職人が趣向を凝らしてしのぎを削る「ラーメン」店。そのなかでも近年異彩を放っているのが、イタリアンやフレンチのシェフが手掛けるラーメン店だろう。 フレンチやイタリアンで研鑽を積んだシェフが、その知識や技法を応用し、今までにない一杯をつくり上げているのだ。 今回は、都内で注目の「シェフによるラーメン店」を3店厳選してご紹介。一般的なラーメンとは明らかに違う”唯一無二の一杯”を覗いてみよう。

【銀座】いま話題のラーメン店『銀座 八五(はちごう)』で、真に“上質な体験”を

いま東京で話題を集めるラーメン店といえば、東銀座に誕生した『銀座 八五(はちごう)』だろう。割烹さながらの洗練された店づくりとサービス、そしてラーメン界に衝撃を与えた“全く新しい一杯”を求めて連日行列となっている。 店主の松村さんは、フレンチの重鎮。「丼の中でフルコースを表現したい」との想いでラーメンの世界に足を踏み入れ、オープンさせた『中華そば 勝本』『神田 勝本』は瞬く間に人気店となっている。
そんな松村さんの想いと情熱がこもった「味玉中華そば」がこちら。上品ですっきりしつつも、複雑で繊細な味わいに魅了されることだろう。 計算されたスープだけでなく、香り高いペッパーキャビア・特注麺・低温調理のチャーシュー等、すべてが究極のラーメンに欠かせない要素となっている。 「すべて『上質』であることを目指している」という松村さんの言葉通り、同店に足を踏み入れれば、真に“上質な体験”が待っている。行列に並んででも味わいたい一杯だ。

【神保町】オマールエビを愛するシェフによる、フルコースのような一杯『海老丸らーめん』

神保町にある『海老丸らーめん』は、オマールエビを愛するフレンチシェフのマサさんによる人気ラーメン店。マサさんは、老舗フレンチ『シェ・イノ』や海外の一流レストランで腕を振るった経歴を持つ。
名物「元祖海老丸らーめん」は、圧倒的なエビの濃厚さと多層的な味わいが楽しめる一杯。その秘密は、和と魚介の「かえし」、オマールエビのスープと鶏白湯を合わせた「Wスープ」。フレンチシェフが本気でラーメンに向き合ったからこそたどり着いた境地である。 その他、2週間ごとに変わる「限定まぜそば」も常連に愛されるメニュー。定期訪問したくなる楽しい一軒だ。

【日比谷】これぞ新感覚! ストーリー性のある一杯を『Ramen ドゥエ Edo Japan』で

日比谷公園を正面に望むオフィスビル「日比谷パークフロント」の地下1階に位置する『Ramen ドゥエ Edo Japan』。有名グルメガイドに掲載され、イタリアンテイストのラーメンで一世を風靡した『ドゥエ・イタリアン』(市ヶ谷)の姉妹店だ。 同店では、その”新感覚ラーメン”をイタリアンにこだわることなく自由に提案。石塚和生シェフによる、ストーリー性のある一杯が楽しめる。
人気メニューは「らぁ麺 生ハムフロマージュ」。最初はさっぱりした鶏スープだが、徐々にチーズが溶けてクリームスープ状になり、うまみに広がりが生まれる。生ハムの塩気とも絶妙な相性だ。 セットのリゾットで〆れば、満足感もひとしおだろう。 このほかにも魅惑的な限定メニューが豊富なので、ぜひお気に入りの一杯を見つけてみよう。
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