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コーヒードリッパー選びの3つのポイント
みなさんはコーヒーを淹れるとき、どんなドリッパーを使っていますか?種類豊富なドリッパーですが、使うドリッパーによってコーヒーの味が大きく変わるんですよ!家で本格的なコーヒーを楽しみたい方は、ぜひドリッパーにもこだわってみてください♪
ドリッパーを選ぶときのポイントは3つ。「穴の数」「形」「材質」です。それぞれコーヒーにどう影響するのか、さっそくみていきましょう。
選び方のポイント1. ドリッパーの穴の数
1つ穴の「メリタ式」
ドイツ生まれのメリタ式は、ヨーロッパで一般的に飲まれている深煎り豆に適した1つ穴です。深煎り豆の苦みや旨味を、もっとも効率的に引き出せるようにデザインされました。
なぜ1つ穴が深煎り豆に適しているのかというと、お湯が抜ける速度がゆっくりになるからです。時間をかけてドリップすることで苦み成分をしっかりと抽出できるので、深煎りコーヒーの重厚な味を活かせます。お湯を一気に全部入れても、安定した味を出せるという利点も。
3つ穴の「カリタ式」
3つ穴のカリタ式は日本生まれ。日本で日常的に使われている軟水はコーヒーの酸味や甘みも上手に引き出してくれるので、浅煎り豆にもピッタリです。
浅煎り豆は中の空洞が少ないので、お湯がそそいでもあまりふくらみません。そのため、お湯が抜けにくく目詰まりを起こしやすいという問題が。抽出に時間がかかると、雑味が出てきてしまいます。そこで、目詰まりせずにお湯が抜けやすいように3つ穴となりました。
選び方のポイント2. ドリッパーの形
台形型
カリタやメリタのドリッパーは台形、ハリオやコーノのドリッパーは円錐形。形によってお湯の流れが変わるので、コーヒーの味にも違いが生まれます。
お湯がゆっくりと流れる台形のドリッパーでは、苦みが強く抽出されてしっかりとしたボディのコーヒーに仕上がります。初心者でも安定してしっかりとした味のコーヒーを淹れられるので、濃いめのコーヒーが好きな方におすすめです。
円錐型
ハリオやコーノの円錐形ドリッパーは、台形型よりもお湯の淹れ方による味の変化が大きいことが特徴。早く淹れると酸味が強調されて味がスッキリし、ゆっくりと淹れると苦みが強調されます。
抽出の仕方によって味を変えられるので、これからコーヒーについて学びたい方にとってはおもしろいドリッパーです。内側にあるリブと呼ばれる溝の形状によっても、お湯の流れや風味が変わりますよ!
選び方のポイント3. ドリッパーの材質
プラスチック製
プラスチック製のドリッパーは、100円でも売っているほど手軽に手に入ることが魅力。メーカー品でも数百円で買えるものが多いので、ことなるメーカーのドリッパーをいくつかそろえ、飲みたい味の傾向によって使い分けしてもいいかもしれませんね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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