【管理栄養士監修】精がつくは本当?鰻の栄養成分とおすすめの食べ方

土用の丑の日といえば「鰻」ですね。今回は、一般的に食べると精がつくと言われている鰻の栄養成分や期待できる働き、そしておすすめの食べ方を管理栄養士がご紹介します。精がつく、ははたして本当なのでしょうか?

2019年5月22日 更新

丑の日に鰻はなぜ?知っておきたい「鰻」の基礎知識

鰻の炭火焼き

Photo by Snapmart

「土用の丑(うし)の日」に鰻を食べるという人は多いかもしれません。でも一体なぜ鰻を食べるのでしょう?諸説あるようですが有力と言われている説をご紹介します。

江戸時代、商売がうまく行かない鰻屋が平賀源内に相談をもちかけたところ「丑の日に『う』がつくものを食べると夏負けしない」という言い伝えをもとに『本日、丑の日』と書いて店先に貼ることを勧めました。

それが大当たり!それからほかのうなぎ屋もまねるようになり、丑の日に鰻を食べる風習が定着したと言われています。(※出典1)

どうやら「夏負けしない=精がつく」ことをうたい文句にした商売的要素が強かったようです。

鰻のおもな栄養素と期待できる働き

では実際、鰻にはどのような栄養素が豊富なのでしょうか?ここでは鰻の主な栄養素とその働きをご紹介します。

ビタミンA

ビタミンAは、皮膚や粘膜、目の健康を維持するために不可欠なビタミンです。(※出典1)
鰻の蒲焼き1尾分(150gあたり)に含まれるビタミンAは、2,250μg(マイクログラム)。(※出典2)

ビタミンAの1日あたりの推奨量は、
18〜29歳 男性:850μg 女性:650μg 
30〜49歳 男性:900μg 女性:700μg
※耐用上限量は、男女ともに2700μg(※出典3)

実は、鰻の蒲焼き1尾には一日に必要なビタミンAの2倍以上の量が含まれているのです!しかしながらビタミンAには過剰症のリスクもあります。毎日鰻を食べるというのは避けた方がいいでしょう。

ビタミンB群

ビタミンB群の中でも、鰻にはビタミンB1とビタミンB2が豊富に含まれています。
鰻の蒲焼き一尾に含まれるビタミンB1は0.75g、ビタミンB2は0.74g。(※出典2)

ビタミンB1は、糖質の代謝に関わりエネルギーを産生するために必要な大切な栄養素。糖質を多く摂る人や、よく体を動かす人は、エネルギーの産生が盛んなため、より多くのビタミンB1を必要とするので特に不足しないように注意が必要です。(※出典4)

ビタミンB2は皮膚や粘膜の機能を正常に保つことに関わっています。不足すると口内炎、口角炎、舌炎、角膜炎などを起こします。また、成長に関わるビタミンで、活動量の多い子どもは不足しないように注意する必要があります。(※出典5)
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