電気代が高いとき

冷蔵庫は家庭の消費電力のなかで15~18%を占めます。エアコンの次に消費していることを踏まえると、電気代が気になりますよね。電気代が高いときは、冷蔵庫の買い替えを検討するのもひとつの方法。

経済産業省資源エネルギー庁によると、最新の冷蔵庫は10年前の冷蔵庫にくらべて約40〜47%の省エネにつながります。エコの観点からもメリットがありますよ。(※2,3)

家族が増えたとき

結婚や出産など家族が増えたときも冷蔵庫の買い替えどきです。冷蔵庫に食材を詰め込みすぎると冷気が循環しにくくなり、電気代が多くかかってしまいます。また、出し入れしづらいため不便を感じることも。

一般的にひとり暮らしに適した冷蔵庫のサイズは200L程度、家族3~4人向けは400~500Lとされています。多少余裕のあるサイズを選ぶと使いやすいですよ。

冷蔵庫を買い替える前に。準備しておくこと

食材を減らしていく

冷蔵庫を買い替えるときは、今冷蔵庫に入っている食材をすべて取り出す必要があります。あらかじめ食材を減らしておくとスムーズに入れ替えできますよ。特に冷凍食品を優先するのがおすすめ。新しい冷蔵庫が届くまで日数がある場合は、スケジュールを立てて調理するのもひとつの方法です。

食べ切れない分は、友人や実家におすそ分けするのも良いでしょう。

中身の移行にはクーラーボックスが必須!

食べ切れなかった食材や調味料などは、クーラーボックスや発泡スチロールの箱に入れましょう。保冷剤や氷を多く入れて、できるだけ内部の温度があがらないように工夫することが大切です。

なお、冷蔵庫の電源プラグは移動直前に抜いても構いません。食材がすぐに取り出せるよう、箱や袋にまとめて冷蔵庫に入れておき、クーラーボックスや発泡スチロールの箱に移動させてくださいね。

冷蔵庫の水抜き

「水抜き」とは、製氷機の給水タンクに入っている水を抜く作業のこと。あらかじめ給水タンクと製氷室を空にしておきましょう。水抜きは冷蔵庫を傾ける必要があるため、大きな冷蔵庫の場合は複数人でおこなってください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ