ライター : FOODIE

三越伊勢丹グループが運営する食のメディア

この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
もういくつ寝るとクリスマス♪ 子どもたちにはサンタクロースのプレゼントが最大のお楽しみですが、大人のクリスマスにはスイーツという楽しみもありますよね。最近はこの時季の焼菓子というとシュトーレンが目立っていますが、世界にはクリスマスの伝統菓子がまだまだ盛りだくさん! 伊勢丹では特に、伝統と新しさを兼ね備えたタイプに注目しています。次なるブームの前に、いち早くお試しあれ!

食べると恋が実る?!イタリア伝統のパネットーネをブルガリから

<ブルガリ イル・チョコラート>パネットーネ(日本製/1個)4,001円(税込)各日20点限り ※販売期間:2018年12月12日(水)〜25日(火)まで
最初にご紹介するのは、イタリアの「パネットーネ」。毎年12月になるとイタリアの家庭で朝から夜まで活躍するという伝統菓子を、ブルガリのチョコレートブランド<ブルガリ イル・チョコラート>が焼き上げました。ふっくらと焼かれた生地の中にはオレンジピールやチョコレートがたっぷり。やわらかな口当たりで、独特な風味と豊かな甘みが特徴です。ブルガリらしさ満点のスタイリッシュなパッケージも魅力的で、プレゼントにもおすすめ!
ところで、パネットーネの名前の由来の一つには、クリスマスらしい恋の物語も・・・。
舞台は15世紀のミラノ。パン屋を営むトニーの娘アダルジーサに恋をした貴族のウゲットは、身分を隠してパン屋に弟子入りするとトニーから「キミのパンを公爵が気に入ってくれたら娘との結婚を許そう」という約束を取り付けます。その約束を見事に果たしたウゲットは、公爵からそのパンにウゲットの名前をつけることを認められましたが、自分の名前ではなく親方トニーの名前を提案。そしてアダルジーサと結婚したウゲットは、身分を明かした後もパン屋として暮らし妻への愛を貫いたのだとか。それ以来、イタリアのパネットーネは恋愛成就のパンとしても親しまれているのだそうです。
※取扱い:伊勢丹新宿店

日本人向けに味をアレンジ! 次のブームはこのクグロフ?

<パティスリー クグラパン>クグロフ 大(1個/直径約15cm)1,080円(税込)※各日20点限り ※販売期間:2018年12月5日(水)〜11日(火)
マリー・アントワネットに愛されたお菓子としても知られる、アルザス地方の伝統菓子「クグロフ」。王冠のような、あるいは山のようなフォルムがとても特徴的ですが、お菓子作りに使う“クグロフ型”の名称もこのクグロフがもとになっています。写真のクグロフは、鎌倉に本店をかまえる<パティスリー クグラパン>のシェフが、フランスで学んだクグロフを、日本人の味覚に合わせてバターや水分の量などを調整し、試作と改良を重ねて完成させたという一品。ここからクグロフ好きの日本人が増えることを願っています!
※取扱い:伊勢丹新宿店

一口の満足感が◎! パウンドケーキをあえてクグロフ型に

<パティスリー クグラパン>ケーク ルージュ(1個/直径約10.5cm)1,491円(税込)※各日20点限り ※販売期間:2018年12月5日(水)〜11日(火)
<パティスリー クグラパン>からもう一つ! 鮮やかなピンクがかわいいこちらのスイーツは、クグロフ型を使ったフォルムでクリスマス感を演出したパウンドケーキ。しっとりと焼き上げた生地の上には、いちごと木苺の濃厚な風味を感じるホワイトチョコレートをかけて仕上げています。芳醇なバターの香りも魅力の生地は、ひとくち食べたときの満足感がうれしい。少しずつスライスして、じっくり楽しみたいパウンドケーキです。
※取扱い:伊勢丹新宿店

大きくてシンプルなパンドーロ。砂糖をまぶすのは子どもの仕事

<ペルベリーニ>パンドーロ(イタリア製/1個/850g)7,992円(税込)※販売期間:2018年12月25日(火)まで ※輸入品につき、なくなり次第終了
パンドーロは、パネットーネと並んでイタリアのクリスマススイーツを代表するお菓子です。本場では、子どもたちがパンドーロと砂糖を袋に入れて、わっさわっさと振り回し、パンドーロ全体に砂糖をまぶすのが恒例行事。小さな子どもをもつ日本のお母さんたちにとっては、はしゃぐ子どもたちが必要以上の力で袋を振り回している様子が想像できてしまい、微笑ましい半面、心配になる方も? 親子で一緒にチャレンジしてみてくださいね。イタリア・ヴェローナの老舗から届いたこちらのパンドーロは別添えの粉砂糖を上からまぶして完成。少しずつ切り分けてお楽しみください。
※取扱い:伊勢丹新宿店

マーマレードとガナッシュの調和にうっとり…

スパイス・パンという意味を持つ「パン デピス」。クッキータイプに馴染みがある人も多いかもしれませんが、今回注目の「パン デピス」はフランスのクリスマスを代表するパウンドケーキタイプです。ご紹介するのは、チャレンジ精神を大事にする<ピエール・エルメ・パリ>が、オレンジを主役にしてアレンジした一品。マーマレードとガナッシュの層は、甘さ、酸味、ほろ苦さが見事に調和しています。“うっとりするほど豊饒(ほうじょう)な傑作”というパティシエの言葉に期待が膨らみます!
クリスマスシーズンは、もしかすると焼菓子シーズン? 魅力的なスイーツが目白押しのこの季節、シュトーレンに次ぐ話題のスイーツの登場を期待しましょう!
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