消化器官への刺激に

カフェインは消化器官への刺激となる刺激性食品です。そのため、摂りすぎると下痢や吐き気・嘔吐といった症状が出ることがあり、注意が必要です。

また、便秘のなかでも腸がけいれんしてしまうタイプの便秘では、刺激性食品は避けたほうがよいといわれています。お腹の調子がよくないときは、カフェインを含む飲み物は避けましょう。(※1,6)

急性症状が出てしまうことも

カフェインを過剰摂取することで体におこる急激な変化としては、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠、下痢、吐き気などがあると言われています。カフェインを多く含む飲み物は、一気に大量に摂取しないように注意が必要ですね。(※1)

慢性的な病気のリスクになるおそれも

ニュージーランドの第一産業省は、肝機能が低下している人の一部において、コーヒーの摂取量は血圧が高くなるリスクに関連する可能性があるとしています。また、カルシウム摂取量が少ない人の場合、カフェインをとることで骨密度に影響が出るおそれも。(※7)

適量ならメリットがある!紅茶のカフェインの効果

カフェインのうれしい効果

  1. 脂肪の燃焼をサポート
  2. 集中力を高める
  3. 運動中の疲労感軽減

脂肪の燃焼をサポート

脂肪を燃焼させるためには、体内の脂肪が分解され血管を通り、筋肉や肝臓でエネルギーとして消費する必要があります。カフェインは、脂肪分解酵素のはたらきを促進したり、血管を拡張させたりすることで脂肪燃焼のサポートになるといわれています。

運動前にカフェインを摂ると、脂肪燃焼が効率よくおこなわれる助けになりますよ。(※8)

集中力を高める

カフェインには注意力や集中力を高めるはたらきがあるとされ、75mg以上のカフェインを摂った場合、計算能力が向上したとの報告がされています。このような作用は、カフェインを摂ったあと30分後から現れ、数時間続くそうです。(※9)
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