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リキュールとはどんなお酒?
リキュールとは、蒸留酒に果物やハーブなどの副原料を入れて風味を移し、さらに甘味料を加えて作るお酒のことです。
おもにフルーツ系、薬草系、ナッツ系、そのほかの4種類に分けられます。それぞれに使う素材によって、香りや風味が異なるのが一番の特徴。カクテルを作るときだけでなく、お菓子作りにもよく利用されるお酒です。
おもにフルーツ系、薬草系、ナッツ系、そのほかの4種類に分けられます。それぞれに使う素材によって、香りや風味が異なるのが一番の特徴。カクテルを作るときだけでなく、お菓子作りにもよく利用されるお酒です。
リキュールの定義
リキュールは、酒類のなかで混成酒に分類されますが、ビールやワインなどの醸造酒を主原料とする混成酒ではありません。リキュールは、スピリッツと呼ばれる蒸留酒をベースにして作るのが一般的です。いまは使用する蒸留酒の大半が、アルコール度数が95%以上の高純度アルコール液。
一部にはジンやウォッカ、ラム、ウイスキー、ブランデーなどを使うリキュールもあるようです。ちなみに日本の酒税法では、「酒類と糖類等を原料としたお酒でエキス分が2%以上のもの」と定義されています。(※1)
一部にはジンやウォッカ、ラム、ウイスキー、ブランデーなどを使うリキュールもあるようです。ちなみに日本の酒税法では、「酒類と糖類等を原料としたお酒でエキス分が2%以上のもの」と定義されています。(※1)
リキュールの起源と歴史
リキュールの発祥
古代ギリシャ時代、ヒポクラテスがワインに薬草を溶かして、薬酒を作ったのがリキュールの起源だとされます。現在のリキュールのように、蒸留酒をベースにするようになったのは、はるかあとの13世紀以降の話。
その後に修道院やイタリアで、リキュールの製造が盛んになります。メディチ家の子女よってフランスへ広まると、副原料にフルーツやスパイス、甘味料を使ったものが誕生。それから長い年月を経て、フランスを中心にいろんなリキュールが生まれるのです。
その後に修道院やイタリアで、リキュールの製造が盛んになります。メディチ家の子女よってフランスへ広まると、副原料にフルーツやスパイス、甘味料を使ったものが誕生。それから長い年月を経て、フランスを中心にいろんなリキュールが生まれるのです。
日本での歴史
日本にリキュールが伝来した時期については、さまざまな説があります。平安時代に中国から伝わった「屠蘇(とそ)」が起源だとする説。豊臣秀吉の時代に、宣教師が「利休酒」というお酒を持ちこんだという説も有名です。
江戸時代にオランダやイギリスから、将軍への献上品とされたという説など、枚挙にいとまがありません。一方で、ペリー提督が黒船に浦賀奉行を迎えた際、リキュールを振る舞ったという文献が残っているのだとか。これがもっとも信憑性のある記録ですね。
江戸時代にオランダやイギリスから、将軍への献上品とされたという説など、枚挙にいとまがありません。一方で、ペリー提督が黒船に浦賀奉行を迎えた際、リキュールを振る舞ったという文献が残っているのだとか。これがもっとも信憑性のある記録ですね。
【フルーツ系】人気のリキュールの種類6選
1. クレーム・ド・カシス
ITEM
LEJAY(ルジェ)クレーム・ド・カシス
¥1,265〜
内容量:700ml アルコール度数:20% 原産国:フランス
※2023年2月28日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
薬草系リキュールや蒸留酒しかなかった1840年代、果実のカシスを副原料として作られたのが、ルジェ社のカシスリキュール。当時は画期的な発明として、たいへん話題になったそうです。
そんなカシスリキュールのなかで、とくに糖度が高いのが「クレーム・ド・カシス」。カシスリキュールの女王とも呼ばれ、甘酸っぱい味わいがカクテルに合うだけでなく、お菓子作りにもよく利用されます。
そんなカシスリキュールのなかで、とくに糖度が高いのが「クレーム・ド・カシス」。カシスリキュールの女王とも呼ばれ、甘酸っぱい味わいがカクテルに合うだけでなく、お菓子作りにもよく利用されます。
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